昨日より2日間U-13メンバーは筑後広域公園にて行われたカップ戦に参加しました。
1日目はRojoのメンバー13名、2日目はAzulのメンバー14名で大会に参加。現在は県リーグそして1年生大会と大会が続いてますが、その合間をぬってこのような強豪が参加する大会に参加できて良い経験になったと思います。
◇参加チーム
筑後FC、AC北九州、ヴェルスパ大分、TINO FA、ソレイユ、レアッシ福岡、グランロッサ、ターキー、セレソン都城
■1日目(Rojoチーム)
1試合目 vs ソレイユ 0-2負
(得点:前半:6’失点、後半:失点)
県リーグと同様に、今までやってきたことを思い出しながらプレーできるか、自分たちでどこまで修正ができるかをポイントに行いました。プレッシャーがきつくなるとどうしても今までトレーニングしてきたことを上手く実行できませんでした。また相手の速いフォワードへの対応が上手くいかず失点。Transicion D-A(守備から攻撃への切り替え)の局面で大きな課題が残る試合となりました。
2試合目 vs TINO FA 1-2負
(得点:前半:13’失点、後半:10’コウヨウ、26’失点(PK))
試合前に選手一人一人が責任を持って戦う事をテーマに臨みました。前半立ち上がりから1試合目よりも良い形でボールが奪えましたが、一瞬の隙をやられて先制されました。高いレベルになると、小さなミスが即失点につながります。ハーフタイムに何故少しのミスが大きな失点へとつながるのかを説明しました。失点の原因を作っているのは最後の決められた場面の関与している選手ではなく、一見失点と結びつかないように見える小さなミスが原因でその結果を起こしていることを選手に理解してもらいました。
後半はチャンスも出来だし10’にコウヨウが決めて同点。選手の守備のインテンシティも高く緊張感のあるゲームとなりました。しかし、ロスタイムにPKを取られてしまい失点。良い流れが出来かけていた試合だけにもったいない結果となりました。しかし、今は辛抱強く選手にミスをさせる時期であると考えています。次につながるものを学んでくれれば敗戦の意味もあります。
小さなカップ戦ですが初日を2敗で終えたため、2日は順位決定戦になりました。
■2日目(Azulチーム)
1日目のメンバーと交代で2日目はAzulチームで臨みました。現在U-13メンバーは重要な1年生大会を戦っているため、このような大会で全体を底上げする必要があります。全員にチャンスを与えながらチームは成長しなければなりません。
今日は、選手のメンタル面を意識しながら試合に臨みました。
これからこのチームが強いチームへと変貌してゆくのか、それとも普通のチームになってしまうのか。個人個人の長所は何か。どうしたら強いチームになれるのか。
1試合目 vs ターキー 1-1引分
(得点:後半:1’ユメト、5’失点)
県リーグではRojo、Azulとも敗戦した相手でした。前半はプレッシャーを感じている選手たちの攻撃は単調で、強いディフェンスラインの背後を狙うばかりの攻撃が目立ちました。しかし、選手の動きは良く集中力も持続していたので後半は攻撃のテーマを変えて臨みました。
後半は1-1と同点でしたが前半より良い形の崩しが見られたのは良かったと思います。
2試合目 vs ソレイユ 1-3負
(得点:前半:6′,10′,11’失点、後半:25’ユウセイ)
昨日戦った相手のソレイユ。攻撃陣のスピード・突破力があり前半はとても苦戦しました。主に、ディフェンスラインの背後を取られることでスピード勝負になり相手のやりたい形で3失点しました。流れの中では修正が難しかったため、ハーフタイムに修正。どうやったら試合に勝てるのか。前半の3失点は忘れて再度残り25分で勝利するためにやる事を伝えました。
後半は選手はよく動いてくれました。背後へのボールの対応も良くなり、中盤でプレスがかかり、全員が懸命に働いてくれました。
この2日間で一番良かった25分でした。
もちろん相手のFWが一人交代していたのはありますが、選手の「戦う意識」が大きく変わったように感じました。「戦うこと」「自信を持つこと」。
この25分のようなプレーを継続して行けばきっと強くなるはずです。
少しづつですが成果が出ている部分とまだまだな部分。課題はたくさんありますが少しづつ改善しなければなりません。我々スタッフも選手と一緒に戦いたいと思います!
応援ありがとうございました!