まず「コントロールオリエンタード」は何かというと方向づけのコントロール、足下にボールをストップしないコントロールのことを指します。この技術をジュニア年代で意識させる最大のメリットは、「選手が確実に次のプレーを意識してプレーするという認知の部分を技術で鍛えられるということです。」
「次のプレーを意識して!!」「ボールを受ける前に周りを見て!!」などコーチが言う必要がなく、プレーを見れば選手が考えていたか、周りを見ていたかわかるんです。
コントロールというのは必ずその次のプレーがあります。サッカーでコントロールでプレーが終わる事はありません。
コントロールの次のアクションはシュートかパスかドリブルになります。なのでコントロールとはプレーとプレーをつなぐ接着剤のようなものです。
ではジュニア年代でどの場面で一番この「コントロールオリエンタード」が有効にどのチームでも使えるかというとゴール前です。これはチームのプレースタイル関わらず場面が訪れます。
ちなみにレアッシではゴール前(コントロールオリエンタード⇨シュート)とサイド(ビルドアップ時のSBのコントロールオリエンタード)を特に選手に意識させています。
ポイント 1.次のプレーを意識したコントロール 2.ボールを受ける前に次のプレーの選択肢を1つ持っておくと相手を動かすことができる。自然とコントロールオリエンタードのプレーになる 3.コントロールの次のプレーはパスかシュートかドリブル 4.コントロールが目的ではなく、コントロールした後のプレーを素早くプレーする 5.コントロールオリエンタードを意識する事によりボールを受ける前にスペースを見れるようになる
前回までの動画です。
「現代サッカー」が生んだテクニック、コントロールオリエンタードについて!!(ジュニアユース編) https://www.leassifukuoka.jp/2020/07/01/post-55510/
1.ジュニアユースゴール集 パート1〜2018 クラブ選手権編〜https://www.leassifukuoka.jp/2020/07/08/post-55703/
2.ジュニア年代「カウンターアタック 」から考える動きの改善方法 コツを解説https://www.leassifukuoka.jp/2020/07/06/post-55679/
3.ジュニア年代のキックオフを考える〜パターンで教えないパターン化〜https://www.leassifukuoka.jp/2020/07/03/post-55565/
4.Fijar(相手を引きつける)スペインと日本の違い!!
https://www.youtube.com/watch?v=BgPrPCVl6t8
https://www.leassifukuoka.jp/2020/06/29/post-55457/
5.ジュニア テクニックアクション「Regate 抜くドリブル」を3つに分類〜特徴を理解するともっと上達!!〜https://youtu.be/GoXcNwetHE0
6.2019 U12 2ndスーパーゴール集 パート1https://youtu.be/q5J_qZA7Zrw
7.2019 U12 2nd スーパーゴール集 パート2+JY昇格組 選手紹介
8.U15「外す」プレーでビルドアップ上達 https://youtu.be/XJTmknho4a4
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10.U15 FW Desmarque(デスマルケ)マークを外すプレー パート1https://youtu.be/8kDNF5rPWPA
11.U15 FW Desmarque(デスマルケ)隠れたポイントを解説 パート2https://youtu.be/lSun1e9tRNU
12.U15 「カウンター」ポゼッション重視のレアッシのサッカーで重要な要素https://youtu.be/sQAGcTEXhtc