U-11・1st 筑後FC Kカップ参加!

12/26土曜日、筑後広域公園にて行われた筑後FC主催のカップ戦にしました。

ワンデイですが久しぶりのカップ戦なので良い成績を収めたいところです。
と同時に、現在進行中の福岡支部1部リーグ。リーグ戦を勝ち残るために、このような緊張感のあるカップ戦を経験することはとても重要ですね。

今回はけが人と体調不良で休みの選手がいましたが、早く全員揃うといいですね。

■参加チーム
(Aグループ)
筑後FC、岡山SSC、ひびき
(Bグループ)
ソレイユ、レアッシ、荒尾JFC

■試合結果
① vs ソレイユ 8-0勝
(得点:前半:フウト×3、フウガ、サク、後半:チアキ、フウガ×2)

② vs 荒尾JFC 2-4負
(得点:前半:フウガ、後半:フウト)

※予選リーグを2位通過

③ vs ひびき 6-3勝
(得点:前半:サク、タクマ×2、ヒカル×3)

④ vs 筑後FC 2-2(PK0-1)負
(得点:後半:チアキ、ヒカル)

⑤ vs 岡山SSC 2-0勝
(得点:後半:サク、タクマ)

今回はPK戦もあり、しびれるような試合展開もありで良い経験ができました。
残念ながら3位となってしまいましたが、選手たちはよく頑張ったし成長が感じられました。

選手たちの勝ちたい気持ち、最後まで諦めない姿勢が良かったですね。

MVPはフウガ。
最近はパフォーマンスを高く維持しています。

得点を挙げた選手たち。

いろんな選手が得点に絡めるのは良いことですね。

GKとディフェンスラインの選手たち。
守備だけでなく、攻撃の始まりとなる部分で難しいプレーを頑張ってこなしています。

新人戦以後、継続して取り組んでいるビルドアップ攻撃。

GKやディフェンスの選手がボールを持った時に前方に大きくボールを蹴り込むと、変なミスでの失点のリスクは減少します。しかし、その反面効果的な攻撃につながらないというデメリットがあります。
なぜならロングボールを蹴り込んでもマイボールにできる確率が低いのと、相手が下がるので良い形でフィニッシュ(シュート)チャンスを作ることが困難になります。
また、チャンスを作るのに個人のテクニックやフィジカル、偶発性に頼るしかありません。

そうではなく『意図的にゴール前でのチャンスを作る』ためには、ゴールまでのパスやドリブル、動き方の手数を増やし緻密に攻める必要があります。

チームに採用しているプランは後者で、当然ながら難易度が高いサッカーになります。

GKやディフェンスラインからビルドアップすることはリスクが高いので選手にとっては「怖い」と感じます。しかし、怖がっていてはチャンスを作ることができません。リスクに臆することなく強い気持ちを持ってプレーすることが勝利への条件です。

そのための基本となる動きをやプレーの考え方を、練習や試合で継続して取り組んでいます。
コンセプトの中で複雑なものはなく、すべて簡単な要素に分かれています。

ただし、簡単な要素といってもすべては戦術的に戦うための重要なものばかりです。

特に重要なのは「最初に立つべきポジション」や「動き出すタイミング」「変化する状況によってプレーを変える」ことです。

言葉では簡単ですが、実際にプレーする選手にとっては難しい部分もあります。しかし、より高いレベルでプレーするには、今のうちから身につけておきたいスキルです。

この辺は「意識してプレーしているか」それとも「意識できていないか」は外から見ていてすぐに分かります。
大事なことは『意識して取り組もうとした』ことで、その後のミスではありません。あくまでも意識して取り組もうとしているかどうか。
意識したプレーの積み重ねが今後の成長に大きく関係するので、選手たちには積極的に取り組んでほしいと思います。
サッカーのレベルが上がれば上がるほど、基本的な戦術を理解し実行できないとプレーできなくなります。
スタート地点は同じですが、今後の積み重ねによって半年、1年後に大きな差になると思います。

時間はかかりますが、今後も継続して取り組んでいきたいと思います。

本日もたくさんの応援ありがとうございました。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営