3/2(日)、クラブハウスにてU-10、9を対象とした研修会を行いました。
■午前中 U-10
U-10のメンバーは研修会に少しづつ慣れてきました。
アイスブレイク終了後、情報分析力を育てることを目的とした、「絵の分析」を再度行い、その後に今回始めてとなる「議論する力」を育むための準備を行いました。
レアッシでは、「良いサッカー選手」の能力を2つの側面から捉えています。
そのうちの「間接的スキル」の向上がこの研修会の目的ですが、選手たちが問題を分析し、意見を出し合って解決できるようになるには、「議論する力」が必要です。その基礎作りの一つとして「真実・意見の違い」を考えました。
ある文章に対して、それは事実(客観的事実)な事柄かもしくは意見(個人的主観)なものかを、さまざまな文章を使って考えました。文章の中には両方を含んだものもあり、最初は戸惑いながらも、少しづつ文章を理解しました。
時間はかかると思いますが、論理的思考のベースになるものなので地道に続けたいと思います。
最後はグループワークを行い終了。
論理的思考、コミュニケーション能力、洞察力、分析力、様々な間接的スキルはサッカー面のみならず、社会で活躍するためにも重要な要素です。少しづつかもしれませんが、選手たちに良い変化が出てくることを期待しています。
■午後 U-9
今回、U-9は初めての研修会だったので、この年代で上手くいくかどうか不安もありましたが、思ったよりも成果が出ました。
初回だったので、質よりも量を大事にしましたが、絵を使った情報分析でもたくさんの意見が出て、普段なかなかおとなしい選手も積極的に発言してくれました。
また、テクスト分析では辞書(国語辞典)を上手く使いながら、文章を「客観的・論理的」に捉えることにチャレンジしましたが、この年代、初回のわりには上手くいったと思います。
継続していけばきっと素晴らしい成果が出ると思います。