早いもので2017年度ももうすぐ終わります。
ジュニア(育成コースU-12)では、今年度の残りの公式戦はU-10(小学4年生)のチャンピオンシップとU-12(小学6年生)の市長杯のみとなりました。
(2017年のチャンピオンシップの結果はこちら)
3月末からスペイン・バルセロナ遠征を挟んで、4月からは新たな学年となり新たなシーズンが始まります。まだ公式戦は残っていますが、新年度に向けて新たなグループ編成・担当コーチの見直しを現在検討しているところです。
レアッシのコーチングスタッフは日々、選手や育成に関する様々な情報をスタッフ間で共有していますが、各担当コーチによってそれぞれ異なる部分もあります。しかしそれはサッカー選手として、『異なる環境に適応する力』にもつながると思いますので、選手にとっては良い刺激になるのではないかと思います。
コーチが変わって要求されることが変わった。サッカー選手に必要な能力として『適応する力』。
日本では、ジュニアでも高校サッカーでも、監督が変わることはどれくらいあるのでしょうか。いつも同じ監督がいつも同じ考えを選手に要求する。それは大きなメリットもありますが、選手が臨機応変に対応したり、常に自分が何を求められているかを考える機会、または日々の1回毎の練習に神経を使う機会が減少することになるかもしれません。
『監督が変わることで適応力が求められる』、このような議論は日本のスポーツ界ではあまりされることがないかと思います。
どちらかというと、「コーチが変わると考えが変わって選手が迷う」といった意見が多いかもしれません。
変化を好む人、好まない人、それぞれありますが、世界のサッカー界は常に変化の連続です。
選手たちには、試合と同じで『刻一刻と変化する状況の中で、自分を上手く適応させ、持っている能力を最大限に発揮出来る」選手になってほしいと思います。