本日、スポーツガーデン(株)、大橋シティボウル様とのスポンサー契約の記事が当サイト内でアップされました。
僕らのようなアマチュア、しかもジュニアとジュニアユースのカテゴリーしか持たないサッカークラブでは、日本国内でも異例のことかと思いますので、いろいろ書いてみたいと思います。
そもそも、例えば小学生のサッカークラブの形態がどのようなものかみなさんご存知でしょうか?
少年のサッカークラブに関わっている指導者や保護者の方はもちろん、その形態をご存知かと思います。
一番多い形態は、少年団や公民館活動の一環としてのチームの在り方。僕らも以前は公民館活動の一環として携わっていましたから、それがどのようなものかよく解ります。
それが良い悪いではなく、今後の社会の流れとの関係性の中でクラブチームの担う役割や地域の団体が担う役割が明確化することで、それぞれの立場や責任によって活動の範疇が決まってくると思います。
優劣ではなく、それぞれが担う範疇の違いですから、それを理解しないと進まないと思います。
現在僕たちは、「クラブチーム」として、また法人として活動しています。『法人』として活動するからには、そこに税金や雇用など、会社としての当然な『法人としての義務』が生じます。
つまり『法人として活動する』からには『任意団体』ではないのです。我々はNPO法人ですが、当然一般企業と同じように任意団体とは違う、社会的な義務を負うことになります。
何のためのサッカークラブか?
ここで僕らは、サッカーに限らず、過去の小学生や中学生を対象としたスポーツクラブの在り方をもう一度問わなければなりません。
『今までの形態が今の時代や考え方にあったものなのか』
僕個人の考えは否定的です。
ほとんどのスポーツ(アマチュア)クラブの形態が、時代のニーズとはかけ離れてきています。
(これは持論ですが、僕の感じでいくと)『プロサッカーチーム』でさえも、クラブとしての意義やその目的、社会的意味を見失って経営難に陥っているような気がします。
市民に愛されないクラブ、還元できないクラブは、たとえプロでもアマチュアであってもアイデンティティをその地域に見出すことは難しいのかもしれません。
そういう意味では、存在価値としてのクラブは「プロ」も「アマチュア」も関係ないのかもしれません。
そのクラブは地域に何をもたらすか?
例えば、それがプロサッカーチームに限らず、『その企業が地域にもたらすもの』、それがその企業の価値を高める要因の一つになるかもしれません。
それはスポーツクラブのみならず、『その地域に、本当に必要なものなのか?』。そのクラブを応援する代わりに『何を地域に還元してくれるのだろう?』。
つまり僕らは『スポーツの持つ根源的な力』とそれを『有効化するアイデア』をクリエイティブに生産しなければなりません。
レアッシ福岡FCというクラブが、この地域に何を還元し、また発展させるための役割を担えるのか、そのアイデアを模索しなければなりません。
新しい「カタチ」をつくる
まだまだ小さな力ですが、高い志を持った方々と一緒に『新しいカタチ』を創造したいと思います。
やらなければいけないのは、「既存の形式を超えて、創造すること」。つまり「クリエウティブな発想で、新しいカタチを創造する」ことです。
今ままでなかった、僕らのような「サッカークラブ+地域企業」の今までにない化学反応が今後出てくることを期待しています!
まさに、新しいカタチができ始めました。