先週末は第1回スクール対抗戦を実施することができ、通常のスクール内では不足しがちな「試合の経験」を子供たちにはさせてあげることができました。
それと同時に、今回の子供たちの試合以外での行動や言動については継続して指導および教育をしていく必要があるなと強く感じました。
例1)自分がいつ、何をしたら良いのかを聞いていなかった
例2)時計を見ながら、チームで行動ができていなかった(あらかじめ子供たちにはスケジュール表の場所、見方を伝えています。)
例3)敵、味方関係なく選手を侮辱するような声が出ている・・・etc
サッカーを通して人間的成長を促していくことを目的としているスクール対抗戦ですが、上記の行動や言動が出るそもそもの理由はというと・・・
全てにおいて『話を本当の意味で理解して聞いていないから』
これに尽きると思います。
これは、最近聞いたある将棋士の方の言葉がものすごく当てはまるのではないかと思います。
三流は、人の話を聞かない
二流は、人の話を聞く
一流は、人の話を聞いて実行する
超一流は、人の話を聞いて工夫しながら(考えながら)行動する
まさしくその通りだなと私は感じました。
人の話を聞くことはまだ可能だとしても、それを行動に移すことができるのかできないのかによって、社会で活躍できる人材かどうかに分かれてくると思います。
サッカーだけに限らず、何事にも聞く力という能力がある人は1つの分野に対しての成長度合いが著しく早いですし、能力的(技術的)にも優れている人が多いのも確かな事実です。
今はまだ駆け出しの地点で子供たちも不慣れなことが多いかと思いますが、こういった教育を継続していくことが私たちの使命でもあります。
日頃のスクールから、選手たちの意識を変えることができるよう尽力していきます。