レアッシでは、定期的に「経営会議」というものを行っております。
クラブがこれからどのように発展して行くのか? 何を選手たちに提供するのか?
嬉しいことに、インターネットが普及した今、福岡県外の多くの方に『レアッシ福岡FC』という存在を知ってもらっているようです。
SNSなどを通じて「レアッシの活動に興味があります」など、従来では情報が届かなかった地域の方にも、僕らがやろうとしている試みに関心を持って頂いているのは嬉しいことですね。
僕の個人的なフェイスブックには書きましたが、『アマチュアサッカークラブで飯を食うことが不可能と言われた20年前』からスタート。
夜のナイターで小学生や中学生が練習することなど想像できなかった時代。
保護者の協力なしでは試合会場へ選手を連れて行けなかった時代からバスをクラブが所有する時代。
場所がないため、公民館を借りてイベントを催していた時代から自前のクラブハウスを設立し、そこには専用のフィジカルトレーニングの器具がある時代へ。
指導者の質も同様に、海外経験がある指導者を招聘するといった『ほぼ全て、街クラブでは不可能だと思えたこと』を一歩ずつ着手してきました。
『今のスポーツ環境、これではいけない』という熱い思いだけで突っ走ってきましたが、レアッシというクラブチームを作って10年。法人化して約5年の月日が流れました。
今ではクラブ会員数は300名弱のクラブに発展しました。
が、ここでクラブの進化は止まりません。
今春、クラブの10周年の記念パーティーをやる予定ですが、これからの2〜5年はとても面白いことになるのではないでしょうか。
僕らがイメージしている次のステップを実現できれば、日本にまだない『アマチュアサッカークラブを創造すること』できます。
もちろんトップチーム(プロ)の創造も。ここはまだ…
僕がイメージするには、『従来のスポーツクラブ』という考えではそれは実現できません。
そこには「デザイン」という観点が必要になってくるので、ここから先は「スポーツ界以外の方の力が必要になってくる」と思います。