バランスの良い選手=良い選手とは限らない

攻撃もできて守備もできる
相手を抜くこともできるしパスもできる
相手からボールを奪えるしヘディングも強い

そんな何でもできるバランスの良い選手がいたら素晴らしいと思います

でも現実はそんな選手はほとんどいません
じゃあどんな選手が多いかというと、攻撃は得意だけど守備は苦手(その逆もまたしかり)・ボールを奪えるけどその後のパスが苦手など得手と不得手の両方を持つ選手

そこでよくありがちなのが色々な事を身に付けさせたいと短所ばかりに目がいき、その修正へ時間を費やしすぎて長所が薄まってしまう

よく言えばバランスのとれた選手、だけど特徴のない選手とも言える

もちろん短所を改善しようとする事は必要だと思うけど、それと同じかそれ以上に大切なのは長所をいかに伸ばすか

選手のみんなには苦手を克服する事も考えてもらいたいけど、得意な事をもっとできるようになる事を意識してもらいたい

それは個人としてもそうだけど、チームとしてもそれぞれの特徴を活かすためにどんな戦術が必要か・それぞれの短所を隠すためにどんな役割が各々にあるのかを知り、実行する

それが集団スポーツであるサッカーにおいて身に付けられる、お互いを助けて良さを引き出し合うという意識や感覚に繋がると思う

自分の良さを仲間の為に・チームの為に発揮できたら素晴らしい事ではないだろうか

そういったものを感じられるスポーツだからこそ「サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする」といあ言葉が残されたのでしょう

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル2
□指導歴
2007-2012 清水エスパルス普及部
2009-2012 エスパルスSS駿東JY U-13監督
2012-2013 U.E.SANT ANDREU Infanitil A (U14)アシスタントコーチ
2013-2014 U.E.SANT ANDREU Cadete B (U15)アシスタントコーチ
2014-2015 C.D.ALMEDA Alevin A (U12) 監督
2015-2016 U.E.Sant Joan Despi Alevin D (U12) 監督
      U.E.Sant Joan Despi Infanitil E (U14) 監督
2016-現在 レアッシ福岡FC