みなさんこんにちは、ディレクターのKazuです。先日レアッシの選手たちに「スペイン遠征」と「関東遠征」に関するアンケートをお願いしました。ご協力ありがとうございました。
レアッシでは来年の春休みにクラブとして初の海外遠征、『スペインバルセロナ遠征』を現在計画中です。まだ、実施するかどうかは検討中ですが、資料が出来次第説明会を行えればと思います。大まかなイメージとしては、現地での国際大会に出場したり、現地でTRMを行ったり、カンプノウでバルサの試合を見たりできればいいなと思っています。
(カンプノウの最前列で見るとネイマールはこんな感じです)
10年後の日本に生きる子どもたち
日々小学生や中学生といった選手たちと接していると、「この子供達が生きる10年後、20年後は日本はどのようになっているのだろう」と考えることがあります。
もちろん今現在大事にされているもの、例えば礼儀やマナー、人としての考え方など、ずっと変わらずに教えて行かなくてはならないもの(時代が変わっても普遍的であろうと思えるもの)を伝えてゆくことはとても大事です。
しかし、今の子供達が働きだす年齢になった時には、どのような仕事、社会になっているでしょうか。
きっと今までにない新しい仕事ができ、国際関係や人種の交流などがもっと盛んになっているように思います。実際、僕もスペインに留学し生活することで新い価値観に触れ、異なる文化の中で大きく自分が成長できたと感じました。
(バルセロナにあるサクラダファミリア。アントニオ・ガウディによって設計され1882年に着工されたがまだ完成していない)(ちなみに僕はこのすぐ近くに住んでました)
これから必要になる国際感覚 〜早い時期から慣れること〜
日本でも英語の学習が盛んになっています。今は小学生から英語の授業があるということは、これからを生きる子供達が大人になる頃には「英語は必須」で、2カ国以上喋れることの重要性が増すかもしれません。
そして日本人にとって問題になるのは言語の問題もありますが、まず第一に来るのは「外国人と接する機会が少ない」ということでしょう。
最近でこそ福岡にも多くの外国人の方がいらっしゃいますが、それでもなかなかお話したり、一緒に仕事をする機会は少ないのが現実です。
そういう意味でもクラブの活動を通じて、海外の方と接するのは良い経験になるのかなと思います。
サッカー面と人間力を成長させること
前述したように「海外遠征」は単なるイベントではなく、子どもたちにとっては、サッカー面そして人間力を養う上でも良い試みではないかとクラブでは考えています。
海外の強豪チーム、そして同世代の外国人選手のレベルがどのようなものかをしることでサッカー面での成長もできますし、異国の文化に触れることで今後の人格形成にとっても良いきっかけ作りになるかと思います。
レアッシの場合は、通訳が必要ないのでメリットがありますね。
日本から選手をアテンドして海外に連れて行くのが、同クラブのスタッフで行えるというのはとても安心かと思います。
後藤・黒沼コーチはスペイン生活が長かったので言葉の問題ありませんが、僕はまだまだ勉強中です。大人になっても外国の言葉を勉強するというのはとても大事ですね!