練習の動画をとって検証する 〜それが当然の時代の中でいろんな議論を〜

「試合を動画に撮影してそれを後ほど分析する」ということは、今や一般的で皆さんやっていることだと思います。
レアッシでも各担当コーチはできるだけ試合の動画を撮影して、それを分析しフィードバックしています。

では、練習はどうでしょうか?
これはコーチによって必要だったりそうでなかったりしますが、僕は時々練習を撮影します。
その目的は何かというと、大きく2つの側面があります。

①『1つ目は分析』です。
単純に、トレーニングの中で上手くいっているか、自分が見逃している現象など、「練習そのもの」を考えたものです。

②『そして2つめは記録』です。
僕の場合、U-12を4月から指導してきて、どのような練習メニューを組んで、現在どのように成長してきたか。
どのようなプレーができるようになったのか。
日々の練習メニューや、チーム作りの資料など、『この年代で何をどこまでやって、どのような練習をして、その結果どうだったか?』というデータを蓄積することで、それが今後の指標になります。

もし、次にU-12年代を担当するのが2〜3年後なら、少し感覚を失っていても、様々なデータや動画の記録でそれをリアルに思い出すことができます。

また、動画やデータは過去との比較にもなりますね。

今や動画を撮ることが当たり前の時代になった中で、それをどのように分析するかが重要な時代に入ってきました。

「それをどう用いるか」

次のステップの議論をたくさんの人とできればと思います。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営