「試合を動画に撮影してそれを後ほど分析する」ということは、今や一般的で皆さんやっていることだと思います。
レアッシでも各担当コーチはできるだけ試合の動画を撮影して、それを分析しフィードバックしています。
では、練習はどうでしょうか?
これはコーチによって必要だったりそうでなかったりしますが、僕は時々練習を撮影します。
その目的は何かというと、大きく2つの側面があります。
①『1つ目は分析』です。
単純に、トレーニングの中で上手くいっているか、自分が見逃している現象など、「練習そのもの」を考えたものです。
②『そして2つめは記録』です。
僕の場合、U-12を4月から指導してきて、どのような練習メニューを組んで、現在どのように成長してきたか。
どのようなプレーができるようになったのか。
日々の練習メニューや、チーム作りの資料など、『この年代で何をどこまでやって、どのような練習をして、その結果どうだったか?』というデータを蓄積することで、それが今後の指標になります。
もし、次にU-12年代を担当するのが2〜3年後なら、少し感覚を失っていても、様々なデータや動画の記録でそれをリアルに思い出すことができます。
また、動画やデータは過去との比較にもなりますね。
今や動画を撮ることが当たり前の時代になった中で、それをどのように分析するかが重要な時代に入ってきました。
「それをどう用いるか」
次のステップの議論をたくさんの人とできればと思います。