みなさんこんにちは。ディレクターのKazuです。
今日は事務所にて後藤・黒沼コーチと「U-20ワールドカップ 日本代表vs南アフリカ」の試合を録画で見ました。
その中で話題になったのが、U-20日本代表に選ばれている選手たちが、J1もしくはJ2でどれくらい試合に出ているのか、という話でした。
いざ調べてみると、数名の選手はレギュラーとして出場しているものの、合計出場時間の半分以下もしくはほとんど試合に出れていない選手が選ばれているということが分かりました。
なぜ試合に出れていない選手が代表に選ばれるのか?他にあまり有名ではないがJ2やJ3で多くの出場時間を確保してプレーしている選手はいないのか?そいうった疑問が浮かびます。
例えばJリーグのトップクラスのチームに所属していても試合に出れない場合、大きな成長は見込めません。その場合は頑張れば試合に出れるレベルのJ2などでプレーする方が成長すると思います。逆にJ2で楽にプレーできるならJ1へ。J1の次は海外へ。といった具合に、常に自分のレベルよりも少し難しところでプレーすることが選手の成長にとってとても重要です。
サッカー選手の成長という意味では、やはり試合に出ていることが重要です。何故なら、もちろん選手が本来持っている「能力」も大事ですが、試合で得るものはとても大きく、または試合でしか得れないものもたくさんあるからです。
そういう意味では、上手いサッカー選手でも試合がなく日々練習だけを繰り返している中では大きな成長は見込めません。
『常に試合に出れるかどうかの競争と、レベルに適した試合環境が選手の成長には欠かせません。』
そういう意味ではU-20日本代表も、無名だけど試合に出場している選手も多く選ばれることで代表内に激しい競争が生まれ、それが自クラブで試合にでることを促し、もしくは出れるチームへ移籍するというチャレンジを促すことで、たくましい選手が多く育ち、全体の底上げにもつながるのではないかと思います。
また、練習はとても大事ですが、やはりサッカー選手として成長するのは『試合環境』が重要です。そういう意味では小学生低学年年代でも試合環境を提供することが選手の成長には欠かせません。