こんにちは、コーチのカズです。
長い自粛活動期間が終わり、先日の日曜日よりU-11メンバーは練習開始となりました。
とはいえ福岡市内はまだ学校のグランドが使用できないため、それまではイレギュラーな形での練習になります。
今年はコロナの影響でジュニア・ジュニアユースともに練習だけでなく、公式戦も大幅に変更になりますが、目標を持ちながら日々レベルアップして行きましょう!
※公式戦の予定はU-11・2ndチーム担当の後藤コーチの記事を見てください。
1stチームのビジョン
僕が目指すスタイルは「攻撃的なサッカー」です。
ボールを持ちゲームの主導権を握り、リアクションではなく「自らアクションを起こして仕掛ける」ようなイメージです。
簡単ではありませんが、短期・中期・長期的なスパンで個人・チームをどのように成長させるか。
自粛期間中にしっかりと練ってきたので、あとはどれくらいの速度で成長できるかがポイントです。
今回の練習でほぼ初めて選手に直接指導しましたが、みんなそれぞれ良さを持っています。
学年が上がり、コーチから要求されるレベルも高くなるので1回1回の練習に集中して臨んでほしいと思います。
選手に取り組んでほしい3つのこと
①努力の継続
ミーティングで話しましたが、宿題という形で個人で練習してほしいことを伝えています。
質の高いサッカー選手を目指すなら日々努力することが重要なので、毎日短い時間でも良いのでコツコツと取り組んでほしいと思います。
すぐに変化は出ませんが、毎日継続すれば3ヶ月くらいで自分のスキルになります。
主にテクニックの基礎的な宿題なのですが、基本ができていないとスキルが上積みされません。
チームとしてトレーニングできること、個人でもトレーニングできること、日々の努力が成長の鍵になります。
②自立とコミュニケーション
周りに流されず、自分で考えて自分で実行すること。他の選手がサボっている時がチャンスです。
自分の夢や目標に向かって、どうしたら自分が上手くなるかを意識すること。
また、サッカー選手にとってコミュニケーション能力は絶対に必要なスキルです。自分の考えていることを「言葉で仲間に伝えること」。
得意不得意はありますし、最初は難しいかもしれませんが少しずつチャレンジしましょう。
③失敗はOK。ただしじっくりと考えること
失敗は全然問題ありません。失敗しないということは「自分がすでにできることをやっている」だけなので成長しません。どんどんチャレンジして失敗しましょう。
ただし「失敗した時にじっくりと考えること」が重要です。
例えばキックミスをした時。なぜミスが起きたのか原因を自分で考えましょう。
ざっくりと各選手に取り組んでほしいことを3つピックアップしました。
最初は上手くい行かないことも多いですが、しっかりと取り組めば1年後には必ず成果が出ます。
小学生の高学年は一気にサッカーのレベルも上がるので自分に負けないように食らいついていきましょう!
1st・2ndチーム編成について
昨年度末に送付した認定書のとおり、ファースト・セカンドチームの選手選考を再度行います。
目安としては練習日数にもよりますが、これから大体1ヶ月程度で考えています。
サッカー選手としてレベルアップするには「競争は不可欠」ですが、日々仲間と切磋琢磨し、良いライバル関係を築きましょう!
1stチームの目標
昨年は現在のU-12メンバーが新人戦で福岡県大会ベスト8まで進出しました。
記事:U-11新人戦福岡県大会ベスト4進出を逃す(vs上西郷)
僕の中では大きな目標を設定していますが、正直今のレベルではかなり難しいです。
しかし、先に書いたとおり「努力を継続していけば」可能性は見えてきます。
結局のところ、選手自身が「本気でそのように思い、情熱を持ってサッカーに取り組めるか」がポイントになります。
目指すサッカーのスタイルも、チャレンジして失敗することも、自立やコミュニケーションも宿題も、すべてこの目標に向かっているということなので、頑張ってほしいと思います。
今年は例年通りのレギュレーションではなく大変な部分も多いですが、1シーズン通してしっかりと成長しましょう!
選手・保護者の皆さん、よろしくお願いします!