今回はジュニアでのFijar(相手を引きつける)動画を紹介します。
まずスペインと日本の両方で指導して感じたのは日本のジュニア(8人制)ではこのテクニックアクションを使う場面が限られているということです。
限られているというのはどのような事かというと主に日本ではこのプレーが有効的に出る場面はゾーン3(ゴール前付近)です。
スペインではゾーン1(ビルドアップ付近)とゾーン3両方でこのテクニックアクションが見られます。
この違いはどこから生まれるか自分なりに分析してみました。日本はビルドアップ するとかしないとかの問題ではありません。
ルールの問題です。スペインの7人制サッカーはペナルティーエリア付近にオフサイドラインがあります。なのでFWが深さをそのラインまで取れるのでスペースをうまく活用できるのでDFラインからのビルドアップがスペースがある状態で始められるのでスライドが間に合わなくなるため2x1の場面が多く作られます。
日本だとFijarの概念を中心にビルドアップをやるとあまり上手くいかないでしょう。
今回はゾーン3での有効なFijar(相手を引きつける)の使い方を動画に載せました。
ポイントは
①ドリブルが得意な選手はこのプレーを覚えると敵は迷います
②パスが得意な選手はドリブルを仕掛けることによりドリブルで抜ける方法がわかりプレーの幅が広がります。
前回までの動画です。
ジュニア テクニックアクション「Regate 抜くドリブル」を3つに分類〜特徴を理解するともっと上達!!〜
2019 U12 2ndスーパーゴール集 パート1
2019 U12 2nd スーパーゴール集 パート2+JY昇格組 選手紹介
U15「外す」プレーでビルドアップ上達
U15 CB ビルドアップ向上 「ニセSB」ペップのバイエルン
U15 FW Desmarque(デスマルケ)マークを外すプレー パート1
U15 FW Desmarque(デスマルケ)隠れたポイントを解説 パート2
U15 「カウンター」ポゼッション重視のレアッシのサッカーで重要な要素