ジュニアユース支部リーグ【足りない部分が露呈した勝利と内容の濃い敗戦と】

7/25(日)志免町にあるシーメイトにて支部リーグの試合が行われ、レアッシ3rdは第3・4節を戦いました

今回はU14の11名とU13から飛び級で9名を招集して試合へ臨みました

■試合結果(30分ハーフ)
☆第3節 ラソーナU15 2-1
G:ショウタ
G:ショウタ

☆第4節 ワンソウルTOP 0-4

初戦は相手の狙いなどは気にせず自分のやりたい事を無理やりにでも実行するというサッカーに必要であり、面白い部分である駆け引きが全くない、偶然ボールが自分たちに転がればチャンスになりボールが相手に転がればピンチになるという博打のような内容でした

そのせいで攻撃⇔守備の切り替えが頻繁に発生し、試合が落ち着かない展開でした

サッカーは相手がいるので、相手が自分の狙いを読んでいたら変えるべきで、そういった判断の連続するスポーツです

しかし『判断を変えるかどうか』という考えを持たずに無理やりプレーをやりきる形になってしまいました

打って変わって第2戦はU15の選手が多くいたであろうU15のTOPチームが相手

だからこそ、しっかり相手とサッカーをしようと伝えて試合へ

ここでは選手たちはポジショニングもコントロールもターンに関しても相手とサッカーをやろうとし、結果的に1試合目よりもボールを落ち着かせて試合ができていました

そして競り合いやボールを奪い合う局面など戦わなくてはいけない場面ではしっかりと体を張って力強くプレーできていました

しかし、そこで改めて浮き彫りになったのが『テクニックの不足』です

局面に応じてプレーを変えているものの、そこでパスやコントロール・ドリブルでのボールの置き所が悪くボールを失う

判断を具現化させるためのテクニック面でのミスが目立ちました
でも選手たちが今日の2試合を通じて判断を変えるべき時を意識する、という面では成長が見られたとも言えます

今までよりテクニックの使い方(判断)は良くなってきたからこそ、そのテクニックアクションをより向上させる事が自分たちを成長させるきっかけになります

自分の弱みを目立たせないようにし、自分の強みを発揮させるためにテクニックと戦術(個人・チーム)の両方をさらに伸ばしていけたらと思います

今回招集したU13選手は公式戦でもTRMでも1学年または2学年上の相手にも臆することなく、積極的にチャレンジしてくれていました

こういった機会に『緊張する』と弱々しい姿を見せることなく『アピールのチャンスだ』と言わんばかりにチャレンジする姿は今後の成長により期待できるものでした

直接失点に関わってしまった選手もいましたが、大切なのはその後の姿勢であり、そこをコーチは見ています

自分なりにプレーを分析し、どこを変えればそのミスを防げたかを考えて行動に移そうとしているかどうかでそれが意味のあり自分の糧になるかどうかを意識してくれれば問題ないです

今日も励ましの声や温かい雰囲気で選手たちの後押しをしていただいた皆さん、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル2
□指導歴
2007-2012 清水エスパルス普及部
2009-2012 エスパルスSS駿東JY U-13監督
2012-2013 U.E.SANT ANDREU Infanitil A (U14)アシスタントコーチ
2013-2014 U.E.SANT ANDREU Cadete B (U15)アシスタントコーチ
2014-2015 C.D.ALMEDA Alevin A (U12) 監督
2015-2016 U.E.Sant Joan Despi Alevin D (U12) 監督
      U.E.Sant Joan Despi Infanitil E (U14) 監督
2016-現在 レアッシ福岡FC