ジュニアユーストップ TRM vs ブリジャールU15〜プレーモデルの中で個人のプレーの質を上げていこう〜

8/9(月)太宰府市にあるアスレティック梅林グラウンドでトレーニングマッチを行いました。

今日は夕方の涼しい時間帯の試合だったので良いコンディションで試合ができましたね。夏の試合のベストな時間帯ですね。今日は県リーグを想定して40分ハーフで試合を行いました。

自分自身は日本のサッカーの課題であるのは戦術的負荷の中の個人の活かし方だと思ってます。わかりやすく言うと、チームの中で能力が高い選手にもしっかり攻守に渡って負荷を与えるということです。それはどのレベルでも、年代でも必要なことだと思ってます。今このチームでスーパーでも一個レベルが上がれば平均になります。チームの中での役割をこなしながら個が発揮できなければ永遠に世界に追いつくことはできないでしょう。

議論はいつも個になったり、グループ戦術になったり、フィジカルになったり行ったり来たりしているだけです。サッカーは複雑形なスポーツなので子供の頃からその習慣がないと世界のトップクラスに行くのは難しいのではないかと思います。

今日はそのような観点で言うと、結果は良いものでしたがプレー判断と個人のパワーの使い方がまだまだと感じました。ジュニアユース年代では特に結果よりもプレーの質にこだわってもらいたいなと思ってます。結果論的なプレーは成長につながりません。今のU15の選手たちもその辺りのプレーに対する考え方がこの2年半で染みついたのではないかと思います。

■試合結果 40分ハーフ
レアッシトップ vs ブリジャールU15 5-2(3-1 2-1)
ゴール:ムナリ(青葉)           アシスト:レン(レアッシU12)
   :ユウシン(那珂南)          アシスト:レン(レアッシU12)
   :シュンタ(レアッシU12)       
:レン(レアッシU12) アシスト:ユウシン(那珂南)
   :レン(レアッシU12)

なかなかプレーモデルの中で選手の能力を伸ばすというのは時間がかかり、わかりづらいことだと思いますが、目に見える形で成果が上がるまでもう少しだと感じているので根気よくやっていきたいと思います。

最近は特に練習の意味を説明するようにしています。プレーの本質を選手が理解すること、どのように練習と試合がつながっているのかを様々な角度で説明したり質問より意識的にしています。まだ意味が分からなくても将来きっと理解し次のサッカー世代につなげるでしょう。

緊急事態宣言も発令されるかもしれませんが、まだまだ今年のU15の選手たちはレベルアップできると思っているので、成長スピードを落とさないように強い意志を持って取り組みましょう。
本日も多彩な攻撃を見せてくれたカルテット。ゴール前の緩急はもう少しつけられるともう一段上にいけるかなと

本日も沢山の応援ありがとうございました。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル3(日本のS級に相当)
□指導歴
2008-2009 RCD Espanyol Juvenil A (U19) コーチ兼 テクニカルスタッフ
2009-2010 RCD Espanyol Juvenil A (U19) コーチ兼 テクニカルスタッフ
2010-2011 Baix Llobregat Cadete A (U15) 第一監督
2011-2012 U.E Sants Cadete B (U14) 第一監督
2012-2013 U.E Sants Cadete B (U14) 第一監督
2013-2014 C.D Almeda Juvenil A (U18) 第一監督
      C.D Almeda Alevin A (U12) 第二監督
2014-2015 C.D Almeda Juvenil A (U18) 第一監督
      C.D Almeda Infantil A (U14) 第二監督
2016.4〜  レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
2017-2018 レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
レアッシ福岡 U12 1st監督
2018-2019 レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
レアッシ福岡 U12 1st監督
2019-2020 レアッシ福岡 U15 2nd監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長 
レアッシ福岡 U12 2nd監督
2020-2021 レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
レアッシ福岡 U11 2nd監督