本日、福岡大学にて行われた「フットボールカンファレンス2017 」に参加してきました。スペイン・バルセロナを拠点とするRCDエスパニョールの育成年代の監督、ポル・ガルシア・カルドック氏のよる講習会で講義と実技が行われましたが、講義のみ参加しました。
テーマは「Progresión(前進)」と「Finalización(フィッシュ)」でエスパニョールのU-14のカテゴリーの選手がどのようなコンセプトを持ってプレーしているかの解説がありました。
「前進」では主にサポートの考え方、動き出しのタイミングや高さ、いつ動くか、どこに優位性が生まれるかなど、興味深い内容がいくつかありました。
また、スペインサッカーの体系化・言語化された考え方、またはサッカーというスポーツ独特の複雑な現象を「言語化」している部分は日本にはないものかと思います。
育成年代の指導者が「しっかりと選手にサッカーを教えていること、選手がサッカーを理解してプレーしていること」日本にはまだまだ欠けている部分かもしれません。
明日は「Transición(攻守の切り替え)」といったテーマで講義と実技が行われます。
指導者として停滞することなく、常に新たな情報を入れてブラッシュアップして行くことはとても大切な作業だと思います。