こんにちは、コーチの黒沼です。週末に試合を見ていたらバルセロナ(スペイン)のサッカーの好きになれない2つの部分が出てきました。
1つは試合の終盤に現れる露骨な時間稼ぎ(スコアを維持したいチームの選手は見事にピッチに倒れ出します笑)。そしてもう1つは相手チームの選手・監督や審判に対する保護者の暴言です。これはかなり酷く、この時ばかりは「スペイン語が理解できない方がいいな」とさえ思うほどです。そして上の写真は写っているピッチ脇の黄色い服のおじいちゃんがずっと選手に指示を与えているシーンです。選手が「プレーするのはオレだ」と言い返してもお構いなしに1プレー1プレー事細かに指示を出していました。
そして次の写真はスタンドからピッチ脇まで降りてきて審判に暴言を浴びせ続けた保護者がおり、審判があまりの酷さに試合を中断してクラブ関係者が保護者をなだめに行っているシーンです。
こういったシーンを見ると本当に残念な気持ちになります。と、同時にレアッシの保護者の皆さんの観戦マナーは福岡市の少年サッカー・ジュニアユースの他クラブにも勝るとも劣らないことはもちろん、間違いなくバルセロナにあるどのクラブより優っている誇るべき部分であると実感しました。
ぜひ保護者の皆さまには今のまま選手のプレーや結果に一喜一憂していただきながら応援をしていただければと思います。そしてサッカーに関する指導は私たちコーチングスタッフに一任していただき、もし試合でのプレーが良くなかった時も選手を温かくサポートしていただきたいのです。なぜなら選手は私たちからプレーについて指摘を受けていますし、何よりプレーが良くなかった事は選手自身が1番感じている事だからです。だからこそ家で反省会をするのではなく、彼らが辛い時にそれを乗り越えられるように時に近づき・時に少し離れたところから見守っていただければと思います。これからサッカーの面で世界でも優れたものを作り上げていくためにスタッフ一同精進して参りますので、保護者の皆さまのご理解とご協力お願いします!