みなさんこんにちは。ディレクターのKazuです。
今回は小学生年代の試合環境について考えてみたいと思います。
突然ですが、『試合に向けた練習をしなければ絶対に上手くならない』というのが僕らの考え方です。何故同じ「練習」でも、試合に向けたものとそうでないものに違いが出るのか?!何故なら試合に向けたものでないと練習メニューはいつも同じで、いつあるかわからない試合に対して目的のないものになってしまうからです。試合で出た問題点を練習に落とし込み改善して次の試合にのぞむ。このサイクルがとても重要で、これこそが選手を成長させます。
例えば、ある選手が4、5年生から試合を経験し始めた場合、その選手が低学年の頃から試合を経験していた場合と比べて、6年生になった時に大きな差ができます。その選手のサッカーのレベルはもっと違うものになっていたでしょう。
福岡県内でいつ頃からかは分かりませんが、福岡市ではU-10(小学4年生)の公式のリーグ戦が2,3年前より始まりました。これはとても良いことだと思います。少年サッカー・もしくはジュニアサッカーというと、どうしても高学年のイメージを持ってしまいますが、低学年の頃から試合をこなすことはとても重要ですし、選手もモチベーションが上がります。また、僕は低い年代から年間を通じたリーグ戦を行うことで、選手はもっともっとレベルアップするとも思っています。
現在レアッシ福岡FCの育成コースでは小学1、2、3年生にも充実した試合環境を提供するよう日々スタッフがグランドを確保しマッチメイクをしています。
どうしても低い学年だと対戦相手を探すのに苦労することはありますが、内部での年上、年下、またはスクール生との試合を通じて、いつも同じ対戦にならないように心がけています。レベルの違う相手と様々な形で試合をすることは選手の成長にとって必要不可欠な要素なので、今後も更に充実するようにスタッフ一同頑張って行きたいと思います。