昨年よりスタッフ間で意見交換を行い、理想の選手像とは何か!?と言った議論を重ねてまいりました。そこで2014年より新たな試みをクラブ全体で行うことにしました!
最初の活動としてU-10、U-11の今年の目標をチームみんなで考えるといったミーティングを行いました。
昨年引っ越しでやむなく抜けたメンバーや、新たにメンバーに加わった選手もいたため、最初は全体でのアイスブレイクを行いました。
様々なゲームを通じて、心の壁が取り払われ、活発な意見を出せる土壌ができました。
その後、U-10、U-11とそれぞれ会議室とグランドに分かれ、ミーティングとサッカーを行いました。
ミーティングでは、まず出された題目の絵を描きました。ひとつとして同じ絵はないことを知り、同じ題目でも人それぞれ感じ方が違う、意見はひとりひとり違って当たり前だと言うことを再確認しました。だから積極的に意見を出し合い、それを否定しないといった環境を整えました。
次に絵本の挿絵を見て、どんな絵か?なぜ?といったことを数回繰り返しました。これにより、コミュニケーションの量を増やすと共に、論理的に考えるベースを作りました。
最後にブレーンストーンミング形式で、チームの目標を立てました。様々な意見が出され、分類すると、サッカー面、生活面、メンタル面、自己管理、チームメイトのことと言った5つに分類わけされました。
今回初の試みで気づいたことは、選手はそれぞれに意見を持っていて、それを積極的に発言できる選手もいれば、そうでない選手もいる。意見を言いやすい環境作りも大切ですし、そういった雰囲気を作ったりモチベーションを上げることも大切だと感じました。また、継続することも非常に大切だと感じました。
サッカーが上達したいと集まったサッカークラブではありますが、サッカーと同じように、ひととして成長できるクラブを目指して活動していかなければと強く感じました。今後も継続的に様々な取り組みを行い、選手に刺激を与え、多くの経験をさせて行きたいと思います。
また、今回個人の目標設定用紙を持ちかえっております。決して否定することなく、励まし、サポートしていただければ、選手の大きな夢を手助けできるかと思います。