7月19日(土)~20日(日)に第17回阿蘇FireCupUー12に参加しました。
1st、2ndの2チームに分かれて戦いました。試合に慣れている選手、慣れていない選手、また、コンビネーション、コミュニケーションを初めてとる選手たちもいて、チーム作りの初期段階といった感じでした。
しかし、さすがに6年生になると学校やクラブでの経験がある分だけ、自分たちで解決する力もあり、またどのようにすればチームがいい状態になるか、といったことが出来ていました。
レアッシでは、常日頃から自分たちで出来ることは自分たちでする、といったことを言われているため、それが習慣になりつつあるため、こういった県外の遠征等では自立した行動をとることができました。
それが、サッカーをする上でも大きな力になっています。一旦試合が始まれば、選手たちは中で判断し決断し実行します。答えを知っている大人たちは、どうしても正しいであろう答えを押し付けて、または結果だけを見てプレーを批判しがちです。もどかしい気持ちもわかりますが、初めから答えを教えるのは、計算ドリルの裏の答えを書き写す作業と何ら変わりがありません。答えが合っていることも大切ですが、書き写していてはなんの意味もありません。ましてや、サッカーは算数ではないので答えはひとつとは限りません。
時々指導者の想像をはるかに超えるプレーを見かけます。これは技術の練習だけでは産まれないものだと思います。自分たちで洗濯をし、テントを張り、水分を補給し、道具を準備片付けし、チームメイトを励ましたり、相手選手や審判をリスペクトし、サポーターを楽しませ、勝利に貢献する…そういったところのトレーニングによって産まれてくるものなのではないでしょうか。
サッカーとはそういったスポーツであり、ただのスポーツ以上のものであると感じた遠征でした。
遠くまで応援に駆けつけていただいたサポーターの皆様、ありがとうございました。また、飲み物の差し入れ等いただきまして、ありがとうございました!