~視覚障がい者の方達との交流~『ブラインドサッカー体験会』

福岡大学の仮設サッカーグラウンドにて行われた、”ふれあいスポーツフェスタ2017”にレアッシのジュニアユースの選手が参加し、ブラインドサッカーを体験してきました。

今回レアッシの選手を参加させた目的としては、『目の見えない障がいを持った人達が行うブラインドサッカーを通じて、レアッシの子供達と身体障がい者の方たちと交流により、障がい者スポーツに対する関心を高めるとともに、地域が一緒に協力してスポーツ界を盛り上げる』という趣旨での今回の参加となりました。

ブラインドサッカーとは??

競技者はアイマスクを着用し、視野がない状態で、音の鳴るボールで視覚障がい者がプレーするフットサルのことです。特徴的なのは、フィールドプレイヤーはボールを持った相手に向かって行く時に、「ボイ!」と声を出さなければなりません。声を出すことによって、自分の居場所を皆に知らせて、過度な衝突を防ぎ、安全にプレーをすることができます。「ボイ!」という声をかけない場合はファールになることもあります。また、ゴールの裏には、ゴールや敵の位置などを伝えるガイドと呼ばれるコーチ役がいます。

ブラインドサッカーの試合を見て…

なかなか関わったことのない障がい者スポーツを目の当たりにして、選手たちは真剣にブラインドサッカーの試合を観戦していました。選手たちに話を聞くと、「音を聞くだけでボールの位置を正確に捉えていてすごかった」「目が見えていないのにドリブルでのボール扱いや、シュートの力がすごかった」「目が見えていないからこそ仲間との声かけやチームワークがとても大切だと感じた」などと、感想を述べていました。

ブラインドサッカーで学んだ事は、もしかすると今後のサッカーのプレーでも生かせることがあるかもしれません。子供達にはまた一つ成長するきっかけになったのではないでしょうか。

視野が見えない状況を体験

実際にアイマスクを着用し、二人組でブラインドサッカーのトレーニングを体験しました。1人が声をかけて、もう1人を誘導して自分の目の前まで到達させるトレーニング。周りの人達は難しさを感じている様子でしたが、レアッシの選手はすんなりとトレーニングメニューをこなしていました。日頃から意識している”声を出すこと”が実践できていた様子にも見えました。

福岡大学のボランティアの大学生とも交流をして、地域との繋がりもできました。大学生の皆様にレアッシのことを知ってもらい、「頑張れよ!」とお言葉もいただきました。今後レアッシがもっと地域に根差したチームになるための大事な活動になったと思います。

最後は、福岡大学サッカー部の方達とのミニゲームを行いました。大学生の皆様、ありがとうございました。

今回、ブラインドサッカーに参加できなかった選手も、毎年実施しているので来年参加してみてはいかがでしょうか。新たな発見に繋がると思います。

今後も、レアッシの選手達には様々な経験をしてもらおうと計画中です。

スポーツマーケット部門の動きに今後もご注目してください!

 

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