本日は、リーグ戦の日程調整のため、急遽リーグ戦ではなくトレーニングマッチに変更になりました。
現在リーグ戦は3勝2敗、最終節の川崎戦がとても重要になるため1週間準備を行ってきましたが、少しトーンダウン。
その影響もあってか、暑さのせいか、選手たちのパフォーマンスには精彩を欠いたプレーが多く見られました。
① vs ターキー 4-0勝(50分ゲーム)
(得点:前半:ヒビキ×2、後半:ハヤト、フミヤ)
② vs 川崎 3-1勝(25分×1本)
(得点:フミヤ×3)
③ vs ターキー 2-1勝(30分×1本)
(得点:フミヤ×2)
オフザボール(ボールがないとき)に準備・予測ができず出足が遅れたり、適切なポジションが取れていなかったりとボールとは関係ない部分でのミスが多すぎました。
ジュニア年代なら、ポジショニングが悪くてもボールを受けた後にテクニック勝負で勝つこともあるでしょう。
但し、それをやっている限りはいつまでも『能力勝負』になってしまいます。
「能力勝負」とは僕らがよく使う表現で、テクニックやフィジカルだけで勝負することです。
その場合、相手が自分よりレベルが低ければ勝てる、高ければ負ける、といった単純な戦いになります。
自分より能力が勝る相手を上回るには、単純に「能力勝負」をするのではなく、「戦術的な部分」が必要になってきます。
反対にいうと、相手の方が能力が低くても「戦術的に考えながらプレー」されると、こちらの能力が高くても負けてしまいます。
『戦術』とはその選手の能力を「更に高めること」にも繋がります。決して型にハメるものではなく、選手の能力を助けるものなのです。
そういう意味ではまだまだ『その重要性が理解できていない』のかもしれません。
1秒ごとに状況が変わるサッカーでは、様々なことを同時に考える力が必要です。マークする相手も常に同じではないですし、役割も刻一刻と変化します。
また、ポジショニングを間違うと全てが上手くいきません。
最終節を勝利で飾れるか、この1週間の練習を選手一人一人がどのように取り組むのかを見守りたいと思います。