スペイン・バルセロナでのコーチライセンスの取得。
レベルは3段階に分かれていて、レベル1~レベル3まであります。
(レベル1は日本のB級に相当するが授業時間は3倍以上!詳細はこちら)
授業は全てスペイン語
当然ですが、授業は全てスペイン語で行われます。また、バルセロナはその地域のカタルーニャ語(カタラン語)も使われます。
先生が「カタラン語」で話していると、「すいません、スペイン語でお願いします」ということも。
スペイン語に問題ないという人は大丈夫ですが、僕の場合は年齢も高くスペインに留学したので、やはり若い人と比べると苦労しました。吸収力や理解が早い若い時の方が語学習得には向いていますね。
完全に間違って解釈してしまったり、全く理解できにこともありましたがそれも良い経験です。
こんな感じで、「一般科目」の授業でもスペイン語。
「前十字靭帯」など、日本語でも苦労しそうな単語が出ます。
ただ、ほとんどの人が海外でコーチングライセンスを取得したいと思った時に、一般科目はあまり興味が湧かないはず。分析や戦術、トレーニングメソッドなどの授業は興味深いですが、やはり一般科目はあまり楽しくありません。
「一般科目」はメディカルや救護、解剖学などがありますが、それは科学なので日本でも同じです。
戦術の授業はハイレベル
日本と大きく違う点の一つに「戦術」に関する授業が挙げられます。
写真は課題であった「レアル・マドリード時代のモウリーニョの戦術」に関する僕のレポートとそれを実践させるための練習メニューです。
プリント(本を抜粋)を渡され、それを読んで自分なりにまとめるのですが、かなり苦労しました。
戦術の講義も2種類に分かれていて、かなり詳細に言語化されているのは日本と大きく違う点です。
その他にも「GK」「テクニック」「フィジカル」「メソッド論」「ルール」などの専門科目もありますが、どれも面白い。
そして他にも日本ではあまり取り上げられない授業もあります。
「チームマネジメント」や「法律」。
どれも「専門科目」で日本では学べないことがたくさんあります。
やはり若い時に海外に出て勉強するのはお勧めです。