7/15・16でU12 3rdが宗像市のグローバルアリーナへ「スーパートレーニングキャンプリーグ」へ参加してきました。
U12 3rdでの初めての遠征。僕自身も期待と不安がありましたが、事前準備をしっかりしていきました。
大会としては県外のチームと大会形式となっており、モチベーション高くサッカーに取り組める大会です。
サッカーをする時でのテーマもありますが、1番のテーマは「サッカーを一番に考え責任と意志をもって、生活する」を掲げ、遠征に臨みました。
<初日結果(グループリーグ)>
vsスマイス・セレソン
0-6(0-4/0-2)
vsエスペランサ熊本
1-3(1-1/0-2) GOAL:トモヤ
vs青崎
0-0(0-0/0-1)
初日はなんと、全敗。もちろん中には九州屈指のチームもありました。しかしテーマに掲げた「責任と意志」を持って戦う姿勢が全く見えませんでした。
選手はそれなりにショックを受けていましたが、夜のミーティングで「相手だって勝ちたくて必死だし、自分たちで勝つために自分が何をしなければいけないのかがわからないと勝てるわけない。まず、なぜ勝ちたいのかを考えよう。」と選手にサッカーで勝利を目指す意思を持つことと、サッカーで自分が何を達成したいのか(6年生活動終了時の自分の理想の姿)を考えさせました。
意見は「最後の試合に出場して勝利で終わらせたい」が多く、「勝ちたい」とは思っているがどうしたらいいのかわからない選手がたくさんいることがわかりました。意志はあるが、実現させる手段がないという状態でした。
なので、僕は「君たちがコーチに求めること」を聞きました。サッカーにおいての選手が考えている自分の役割や願望を知れば、プレーする意思と勝利への役割とが結びつくのではないかと思ったからです。
選手は「難しい」「わからん」「僕がコーチに要求することなんてできない」「具体的にここのポジションで出場したい」「こういうことを教えてほしい」などたくさんの意見が出ました。
意見を集約し、「自分がどうしたいのかを考えてプレーすること」「そのプレーに責任を持つこと」「意志を伝えること」の3つを次の日の課題に1日目を終了しました。
<2日目>
vs神野
1-0(0-0/1-0) GOAL:カズキ
vsソレイユ
0-1(0-0/0-1)
vs住吉
1-0(0-0/1-0) GOAL:ユウタ
結果は16チーム中14位。チームMVPはH.ユウタ選手でした。
全体的に少し、良くなりました。ベンチ、ピッチ内の選手が同じことを考え、チームの為に戦ってくれました。結果につながったことが良かったところですね。
また、先週の西日本豪雨災害で被害の大きかったの地域のチームも参加されていて、災害の復旧で苦しい時にこそ大会に参加して、頑張っている姿を他の県の方々に見せたかったという話など、サッカーの持つ力やそのゲームの中に君たちもいることという経験ができたことはとてもいい影響を与えてくれると感じました。
3rdはここからです。サッカーに注力できる環境で、人工芝でのゲームの非日常から、日常に戻った時に、維持できるのか。基準が向上しているのか。です。
帰りの閉会式、バスを降りた顔はたくましく?なっているように見えました。
生まれ変わりそうな3rdの選手たち。後期の巻き返しを現実にするために日々挑戦です!!!
2日間暑い中応援へ駆けつけていただき、なおかつ差し入れまでいただき、ありがとうございました。
美味しくいただきました!