指導者の質が子供の成長を左右する

『今からの練習は〇〇をやるよ。説明をするからちゃんと聞いててね~。』
スポーツの現場や教育の現場でよく耳にするコーチや先生からの言葉です。

さて、この言葉だけを聞いて果たしてどれだけの子供たちがコーチや先生の話を真剣に聞いてくれるのでしょうか。
子供は面白い事、楽しいこと、興味があることに対してはどっぷりと時間を忘れて過ごすことができるのですが、魅力的ではない内容についてはそっぽを向いてしまう傾向があります。
そんな時、皆さんの身近な先生やコーチはどのような対応をしているか思い浮かぶでしょうか?

・そっぽを向いて他のことに興味を持っている(話しをする、遊んでいる)子供を叱る
・そのまま子供たちが興味を示していない内容の説明を淡々と続ける
・子供たちのイメージしやすい話題へとつなげられるようその場の雰囲気を変える・・・etc

どの対応が正解かは別として、それぞれの対応による子供たちの反応がイメージできるかと思います。
子供たちを前にして叱ったり、話を聞いていない子供を無視して話を続けることは簡単です。
ただ、そこには自分にベクトルが向いていない(=相手が悪いとしか思わない)という危機的状況が見られるようになります。
こういった指導者は、子供たちの信頼を無くしていき、しまいにはその指導者のいうことを全く聞かないクラス崩壊のような状態が生まれてしまいます。

そうではなく、興味を引きつけられる話題や雰囲気作りができているかどうかという自分ベクトルの思考で子供たちの反応を見ることが重要となってきます。
保護者の方には様々な現場を見ていただいて、雰囲気作りが非常に上手い、子供とワイワイやっているかと思うと瞬時にスイッチを切り替えさせることができる、そんなコーチや先生を見極めていただけたらなと感じています。

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この記事を書いた人

レアッシ福岡フットボールクラブ

福岡県福岡市南区で活動しているU12、U15サッカークラブチームです。
幼児~小学生のサッカースクールも行っています。

世界トップレベルのスペインバルセロナでコーチングライセンスを取得し現地で監督を務めたコーチ陣が指導します。
選手一人一人の個性や能力に合った指導を行うため、日々の練習に映像分析を取り入れ分析とフィードバックを徹底的に繰り返しています。

レアッシ福岡FCのコーチ陣は常に全力で選手のことを考えます。