U-10・1st 南区リーグ チャンピオンシップ出場の4位以内確定!

本日、早良区にある西部運動公園にてU-10(小学4年生)ファーストチームの南区リーグの7・8節が行われました。
現在まで6勝1分で勝点19。
試合数は違いますが首位の西高宮を追いかける位置で、優勝するには引分けも許されない状況です。

前節までの試合結果はこちら

■第7節 大橋A  2-0勝(得点:2’シュウト、10’リンタロウ)

前半の早い時間にゴールが決まったことで良い流れが掴めました。
相手のシステムが3-3-1だったので、ビルドアップの際、いかに相手のサイドハーフをセンターバックが引きつけることができるかが鍵となり、同サイドで前進できるか、サイドを変えるべきかの判断がポイントでした。
ただ、相手もこちらのビルドアップに対して誰がプレスに行くべきかを対応してくる場面もあったので、そういう『小学生年代でもきちんとサッカーをさせること、駆け引きのやり合い』があったのは良かったと思います。
ただ単に守備のインテンシティを上げるだけではなく、プレスがきつい中でもビルドアップから展開しようとする姿勢はこちらも見習わなければなりません。


選手に関しては、練習でやってることと試合での現象がうまくリンクしていないように感じます。サイドの選手が幅をとったり高さを変えたりするポジショニングは少しづつ良くなってきていますが、まだボールしか見ていない場面が多いですね。
また、パスの優先順位が「戦術として理解していない」部分が多々あります。
今後の課題ですね。

■第8節 老司 5-0勝(得点:シュウト×5)

開始10秒で得点を奪えたのは良かったですね。
U-10初記録です。
どんな試合でも相手のレベルによりますが「点を取る時間帯」はとても重要なことです。
早い段階で点が取れたことで前半のゴールラッシュにつながったのではないでしょうか。
ただ、全体としてゴール前での迫力に物足りなさを感じます。
確かに「チームとしてどのように点を取るか」も大事ですが、「個人で打開する力」も同じくらい重要です。
そういう意味では物足りない試合となりました。

本日の2勝で、チャンピオンシップの出場権を獲得しました。
セカンドチームも4位以内を決めたので、残る2節は、より上位に食い込むための試合になります。

今日の2試合ではゴールキーパーとセンターバックのビルドアップにおける活躍が結果につながったと思います。
サイドやゴール前でチャンスを作るには「攻撃の始まり」、つまり最初の相手の剥がし方が重要になってきます。

選手には話しましたが、ビルドアップ攻撃で重要なことは相手のFW、MF、DFの「3つのラインを超える」こと。
その始まりがGKも含めたディフェンスの選手のビルドアップです。
芝生のグランドならリスクは減りますが、ボールが弾む難易度の高い土のグランドでは「パスミスやコントロールミス」を恐れずにビルドアップするにはプレッシャーがかかります。
「ミスしたら即失点」ですからロングボールを蹴りたくなる気持ちになるのは当然です。

その中でも冷静にボールをつなごうとした部分は良かったと思います。

残り2節。
優勝目指して頑張りたいと思います。

本日もたくさんの応援ありがとうございました!

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営