みなさんこんばんは。ディレクターのKazuです。
今日は黒沼コーチと2人で、福岡県宗像市にあるサッカーやその他のスポーツの施設がある「グローバルアリーナ」へ本日開幕した「サニックス杯 国際ユースサッカー大会」を視察に行きました。
ユース年代(高校生)の国際大会としてこの春の時期に開催される大会で、もう20年弱くらいになるのではないでしょうか。
小学生や中学生もチラホラ観戦に来てましたね。
今日は開幕試合の「ヨンドンポ工業高校(韓国) VS 青森山田高校」の試合を最初に見ました。青森山田はプロ選手も多く輩出し、Jクラブのユースを含めた大会でも常に上位ですから、どのようなサッカーをするか楽しみでした。
結果は2-0で青森山田の勝利。
次は「サンフレッチェ広島 VS 江蘇蘇寧FCユース(中国)」。青森山田と違いディフェンスラインから組み立ててました。専門的な内容はさておき。
3試合目は「市立船橋高校 VS 長崎総合科学大学附属高校」を見ながら、隣で行っていた「流通経済大柏高校 VS 東福岡高校」を観戦。
そして最後に前半だけ「コロンバス・クルーSCユース(アメリカ) VS アビスパ福岡ユース」の試合を観戦しました。
細かい批評はさておき、今回の大会は、ユース(高校生)年代ということもあり、このカテゴリーの日本のトップクラスのチームがどのようなサッカーをしているかと大変興味を持っていました。
僕がスペイン留学中に研修を行っていたバルセロナにあるコルネジャ(フベニールB)よりも一つ学年が下になるのですが、フィジカル的な問題は別として、全く違う印象を受けました。
研修中は、対戦相手としてバルサやエスパニョールなどのプロクラブとの試合を目の前で見ていたので、そのスペインのリーグ戦での試合と、日本のチームとを比較すると「大きな違い」がありました。どちらが良くてどちらが良くないと言う話にはしたくないのですが、『明らかな違い』がそこにはありました。
最後に見たアメリカのチームは監督がスペイン人だったようで、福岡のプロクラブであるアビスパとの試合では、そのコントラストが明確でした。
前半しか見れませんでしたが、コロンバスはSalida de balónからどのように前進していくかをしっかりと狙っている、前半はアビスパが引いて守ってカウンターを狙という構図でした。両者の狙いが違うからではなく、サッカーそのものが違う印象です。前述したようにどちらが良いという話ではなく、サッカーの概念がそもそも違うという印象です。結果はアビスパが2-0で勝ったようですが、後半の修正を見れなかったのは残念です。
明日も朝から見に行く予定です、このような大会をテレビでなく生で見られるのはとても良いことですね。少し遠いですが、興味のある方は足を運んでみてください!