サッカー現場での子供のやる気スイッチ

先日、子供のモチベーションの波についてブログを記載していましたが、そのブログと多少似通った内容となるかもしれませんが何卒ご了承ください。

皆さん『子供のやる気スイッチ』という言葉を広告等で見たこと、聞いたことがある方も多いでしょう。
ご家庭の中でも、子供が嫌がりそうなお手伝いや勉強などをさせる際に何かしら言動に気をつけながら接している方が大半ではないでしょうか。
サッカー指導の現場でも、大きな声を出して「〇〇やりなさい!!」と伝えたところで、両者が不愉快な気持ちになるのは明らかです。
そんな現象を少しでも無くし子供たちが自ら進んで行動を起こせるように、私たちレアッシ福岡サッカースクール指導ではどのような工夫をしているのかをお伝えできればと思っています。

それは子供たちのやる気を引き出させてあげる為に、『現状の力量でこなすことができるであろう少しだけ高い壁』を用意してあげることに気を使っていることです。しかも個々に配慮しながらです。
1つのトレーニングメニューに対して同じことを選手たちは実施しているのですが、個々の現状の技術面や理解度に応じて与える課題を変えるということですね。
ある選手には、蹴り方のフォームを、ある選手にはボールを蹴る足の部位を、ある選手には顔を上げて蹴る場所を見て蹴ることを・・・etc

このように対応することによって、選手たちは同じトレーニングをしていたとしても個々で習得する難易度が変わり、少しだけ難しいことができるようになった時の達成感を味わうことができます。
この達成感を味わってもらう連続こそが、まさしく子供のやる気スイッチの入れ方の一つではないかと考えています。

このような働きかけをすることで、選手たちが仮に自分の能力だと簡単すぎる(面白くない)トレーニング内容だと感じたとしても、常にチャレンジをしようとする意識であったりモチベーションを上げることが可能となります。

ご家庭で学習をする習慣が無いとお困りの方も、この手法をうまくアレンジ利用して声掛けを継続してあげると現状打破の第一歩となるかもしれませんね。

是非ご家庭でも、子供たちの多分野においてやる気スイッチを入れていただけたらと思います。

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この記事を書いた人

レアッシ福岡フットボールクラブ

福岡県福岡市南区で活動しているU12、U15サッカークラブチームです。
幼児~小学生のサッカースクールも行っています。

世界トップレベルのスペインバルセロナでコーチングライセンスを取得し現地で監督を務めたコーチ陣が指導します。
選手一人一人の個性や能力に合った指導を行うため、日々の練習に映像分析を取り入れ分析とフィードバックを徹底的に繰り返しています。

レアッシ福岡FCのコーチ陣は常に全力で選手のことを考えます。