突然ですが、親が子供にすべき最高の教育というものは実在するものなのでしょうか?
幼児期の子供を育てている方からの『教育』に関しての言葉が非常に興味深かったのでこのブログで共有をさせていただきます。
①子供の「好き」を早期に見つけてあげること
②子供の「好き」に関わる体験や習い事をさせてあげること
③子供の「好き」に共感してあげること
この3つを、親の『教育』として念頭に掲げていらっしゃるそうです。
また、『伸ばす育児』という点でも言及をされていました。
①「あなたは、あなたのまま、どんどん伸びていきなさい」とあたたかく見守ること
②わが子が持つ「良さ」をちゃんと見てあげること
これには、ある意味が隠されていました。
子どもの能力を伸ばせるのは、親ではなく子ども自身だということ。
だからこそ、そんな環境を親が作ってあげることが大事なんですね。そして、子どもに「自分が本当は何が好きなのかを考え」させる。
「すごいなぁ」「不思議だなぁ」と感動できる何かに出会い、心が動き、体が動く。そして「もっとやりたい」「もっとうまくなりたい」と思う。
これこそが才能の芽生えです。
でも、親に押しつけられてしまうと、自分が本当は何が好きなのか考える力が育たないんですね。
体験を増やすことは、親にしかできません。「この子、音楽が好きそう」と気づいて、楽器にさわらせてみる。「運動が好きみたい」と、さまざまな遊具で遊ばせる。それは悪くありません。習い事も体験を増やす手段として、じょうずに使うといいですね。でも、本人がイヤそうなら、迷わず撤退しましょう。
無理やり続けると「ママのために習い事をする」ということになりかねませんので。
お母さんはわが子の「できばえ」が気になるので、人と比べたくなる気持ちはよく分かります。そして「よく育った」「もう少し人並みに」と思います。
でも、それがいくつもいくつも重なると子どもの芽はつぶれてしまいますので、避けてあげましょう。
本当にのびやかに育てていれば、結果はおのずとついてきます。わが子が持つ「よさ」をちゃんと見てあげる、たったそれだけでいいんです。
悩んだときは、このフレーズを思い出してください。
“わが子が持つ「よさ」をちゃんと見てあげる。たったそれだけでいい。それが最高の教育です。