スクール生(中・高学年)紅白戦実施しました!

先週金曜日より春休みに入った小学生ですが、レアッシ福岡サッカースクールでは3月26日(日)に大野城市の乙金多目的広場にてスクール生対象の紅白戦を実施しました。
今回の紅白戦のテーマとしてスクール生に意識してもらいたかったことは、『自分の役割を果たす』ことです。
サッカーは集団スポーツであるので、一人でプレーをするだけではもちろん限界があります。
選手たち1人1人はそれぞれのポジションがあり、そのポジションに応じた役割を果たすことで成果(得点、勝利)として現れてきます。

試合開始前には戦術ボードを利用し、自分たちでポジションを決めていきます。今回は※1-3-2-1というポジションで試合に臨んでもらっています。
※キーパー1名、守備中心3名、守備&攻撃2名、攻撃中心1名のポジション
ちなみに、スクール会場が違う選手たちが集まってチームを編成しているので、対人関係やコミュニケーションスキルもこの場で養われる環境です!
選手たちは自己紹介をしたり、それぞれの意見を伝えあったりと、試行錯誤しながらミーティングをしていました。
その後、第1試合目の開始です。
この試合、前半10分に関してはあえてコーチ陣からのアドバイスはしていません。
試合を経験してみた上で、こういう状況が起きているから次はこうしてみよう、と子供たちに理解をさせやすくしてあげるためです。
この写真を見て分かる通り、半径5メートル範囲に7名の選手が固まっている状況が随所に見られます。
さて、この状況が表す選手たちの課題とはどのようなことなのでしょうか。
ハーフタイム時にボードを利用し選手達に解説をいれます。
ここはやはり中学年~高学年の選手、理解力や飲み込みが早いです。

後半になると、先ほどのようなボールに集まるプレーというのは格段に減り、なおかつ各自のポジションの仕事というのを果たす選手も数多く見られました。
第2試合目には紅白戦の途中ではありますが、試合を一時中断し、選手たちのポジションを修正したり、プレーのアドバイスをコーチ陣が実施します。
こういった細かい指導により、選手たちは様々な状況によってどのようなプレーが適切なのかをその場で学習をしていくことができます。
その後もまた、更に選手たちは動き方に変化が現れました。
コーチ陣が声掛けをして『動かされていた』選手が、これらの説明によって『自ら考えて動く』ようになってきたのです。

通常のトレーニングではなかなか経験することが難しい、他のスクール会場生との交流や試合経験によるサッカー面以外での成長も、スクール対抗戦や紅白戦の参加魅力の1つであると思います。
こういった環境を今後も数多く提供できるよう尽力していきます!

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この記事を書いた人

レアッシ福岡フットボールクラブ

福岡県福岡市南区で活動しているU12、U15サッカークラブチームです。
幼児~小学生のサッカースクールも行っています。

世界トップレベルのスペインバルセロナでコーチングライセンスを取得し現地で監督を務めたコーチ陣が指導します。
選手一人一人の個性や能力に合った指導を行うため、日々の練習に映像分析を取り入れ分析とフィードバックを徹底的に繰り返しています。

レアッシ福岡FCのコーチ陣は常に全力で選手のことを考えます。