3/30(木)~4/1(土)の3日間、大分県別府市でU-14/15(中学2/3年生)の遠征を行いました。先日の記事にも記載しましたが、今回の遠征は九州・関西の県1部・2部所属の強豪チームとの試合となりました(先日の記事はこちら!)。関西はチーム数も多い為、福岡で考えるとおそらく県1部もしくはそれ以上のレベルで格上との対戦ばかりでした。
能力の高い相手に対して、個人としてチームとして何ができるのか?何をしなくてはいけないのか?選手自身が肌で感じられた遠征になったと思います。選手達には常に要求をし、時には厳しいことも言いましたが投げ出すことなく最後まで戦ってくれました。この経験がこれから続く厳しい戦いの中で必ず活きてきます。
遠征で選手は多くのことを学び、経験して成長しますが。それは選手達にとって、集団で宿泊し長い時間行動をともにすることは日常では得ることのできない貴重な体験だからです。そして、長い時間行動をともにすることで普段は見せない姿が見えてきます。荷物の管理ができない(借りている物を紛失する)、時間が守れない(どうせ大丈夫だろうといった考え)・自身の行動に責任が持てない(会場の物を破損させる)・自己中心の行動しかできないなど、多くのことが起きます。上記は実際に今回起きたことです。そういった事を指摘し、社会性を教えていくことができるのが遠征を行うメリットの1つです。行動の先にあることを考えられず、問題が起きてしまいますがそれを知る場として遠征があり、責任を持つことで「人として成長できる」と考えております。
この遠征では、食事に対しても選手にノルマを与えました。勿論、ご飯茶碗10杯食べろなど無理難題を押しつけてはいません。日頃からしっかりご飯を食べる習慣ができていれば難なくこなせる程度です。数名の選手はすぐ食事を済ませてましたが、日頃から食べる習慣がなかったり、好きなものしか食べていない選手はものすごく時間が掛かったりノルマを達成できませんでした。これからも選手に食事の重要性を促していきます。(食事についてのコラム:サッカー+αの習慣)
最後になりましたが、遠征に送り出していただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。来週からまたリーグ戦が再開します。今後ともレアッシ福岡フットボールクラブを宜しくお願い致します。