U-12 1st TRM チームのためにプレーできるか? &北海道のプログレッソさんも来ました!

4/6土、うきは市にあるうきはグリーンコートにて新U-12・1stチームのトレーニングマッチを行いました。
今回は欠席の選手もいましたが、スペイン遠征組も戻って来て、いよいよ新チームのスタートです。

試合前、何やら自分たちでミーティングしています。

できるだけ自分たちで様々な意見をぶつけ合い、様々な問題を解決し、チーム力を上げて行って欲しいと思います。
自分の意見があるということはとても大事で、それを伝えることも重要です。同時に他人の意見を聞き入れることも大切です。
チームには『成長の段階』がありますから、ここを乗り越えて初めて次のステップが見えて来ます。
現在は2段階めから3段階目に突入できるかどうかの状態ではないでしょうか。

チームのために選手がいてチームのために走ること

今シーズン、上手く行くかどうかは選手たちの「チームに対する意識次第」だと考えています。
個人個人がバラバラでは勝てるゲームも勝てないだろうし、反対にチームが結束できれば力以上の結果が出ることもあります。

「チームのレベルが上がれば個人は勝手に成長している」というのが僕の考え方で、「個人が伸びればチーム力が上がる」とは考えていません。
選手に意識して欲しいことは「チームのために自分が何ができるか」です。チームの状態が良い時は問題はありませんが、チーム状態が良くない時に真価が問われます。

これから必ず悪い時も来るので日々意識して取り組んで欲しいと思います。

試合結果

(全試合12分ハーフ)
①アヴァンサール 1-1引分
(得点:前半:2’カナト)
②安岐 3-0勝
(得点:後半:5’、7’、9’カナト)
③プログレッソ十勝 6-1勝
(得点:前半:3’、8’、タイガ、9’、10’ユウタロウ、後半:4’ユウセイ、7’ユウヤ)
④エスペランサ熊本 0-0引分
(得点:なし)
⑤けご 3-1勝
(得点:前半:2’ユウタロウ、後半:8’カナト、9’モモカ)


今回の試合ではスペイン遠征に行っていたメンバーに新しい攻撃のコンセプトを理解してもらうこと、中津江遠征組と合わせて、どのようにプレーするか、どのような原理で攻撃を仕掛けるかがメインとなりました。
新シーズンは主に攻撃の局面で新しいことにチャレンジしてもらいます。
スペースの使い方、コンビネーションや3人目の動き、ボールホルダーの身体の向きに対するサポートの仕方、動き出すタイミングなど個人個人が役割やプレー原則を理解し、有機的に繋がって行くイメージです。
それらは全く簡単なことではないので、そのイメージを高めるためにも試合の合間にバスでビデオを見てイメージの共有。リーグ開幕まで時間がありません。
また、システムも攻撃と守備時のシステムが違います。誰がスムーズにその役割をこなすことができるか、システム上、誰に負荷がかかるか、細かな微調整も行いました。

僕のチームのシステムやプレーコンセプトでは今までと異なる部分もあるかと思います。
それらを早く理解し実行できるためにも、1回1回の練習日、1つのセッションに集中して取り組んで欲しいと思います。

また、メンタル的にも「選手が自立し大人に近づく」ことも重要な要素です。

僕は選手たちを「できる」と完全に信頼しているので、時間はかかってもきっと成長してくれることと思います。

本日もたくさんの応援ありがとうございました。
保護者の方の応援が選手のみならずチームの励みになりますので、今後も熱い応援お願いします!

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今年も北海道からプログレッソ十勝さんが来てくれました。
レアッシのコーチによるサッカークリニック、指導者講習会、試合を通じて毎年春に交流して頂いております。
北海道と福岡では気温が違いますから、かなり疲れたのではないでしょうか。
また、来年お会いできるのを楽しみにしています!

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営