現在U-12・1stチームが行なっているビルドアップ(前進)の部分で取り組んでいる『サイドで数的優位(2対1)を作る』部分で現象が出ていたのでご紹介します。
数的優位とは「相手より人数が多い状況」のことで、ポジショニングによってこの状況を意図的に作るというものです。
まずは左サイドからの前進です。
次は解説付きです。
MF(中央のハーフ)の選手が意図的にサイドより内側の高いポジションを取ることで、敵のサイドバックは2人の選手のどちらをマークするかという困難な状況になります。
またこちらのFWの選手が中央にポジションを取ることで、サイドバックのカバーに行けず、サイドで2対1の状況が作られます。
FWの選手はそこにポジションを取ることで、敵のCBを動けなくしています。
次は右サイドからの前進です。
違う選手ですが、同じようにサイドバックに対して2対1を作るポジションへ入ってきます。
次は対応された場合です。
相手のCBが中央のMFにマークをとった時には、FWがその空いたスペースを狙います。
上手くボールは出ませんでしたが、狙っているところは悪くないです。