先日のTRMで、練習でイメージしている事が試合で現象として出ましたので紹介します。
「2列目からの飛び出し」は特に練習していませんが、トレーニングのコンセプトを理解すると結果的にそうなる、といった感じでしょうか。
U-12・1stチームがトレーニングしている『攻撃のフィニッシュの局面』。
『決まった形を教える』のではなく、『コンセプトを理解すること』でイメージしている『形』につながるといった例です。
得点には至りませんでしたが、僕がイメージする「良い崩し」の場面です。
解説なし動画
解説あり
日々の練習で選手に伝えている幾つかのコンセプトが表現されました。
それは『サッカーの原理原則』でもあります。
①『マークされたら別のスペースへ移動すること』
※攻撃の局面ではボールホルダーの後方ではなく、敵のゴール方面へ
②ボールホルダーに近い選手のアクションを見て別の動きをすること
ボール保持者に近い選手の動きと被らないように
③ダイアゴナルラン
②と同じでボールホルダーに近い選手と別のアクションを起こすこと
(この場合ではFWのアクションを見て裏へ飛び出しています)
この攻撃の形は、「綺麗に崩した場面」です。
それぞれのポジションの選手が有機的に動くことでチャンスを作り出しています。