選手の成長に繋がる食育法!

4月になり、選手たちは入学式や始業式が終わって新しい生活リズムが始まったことと思います。新しくレアッシの育成コースに入った選手やジュニアユース(中学生チーム)に加入した選手は学校とナイター練習の両立が始まりました。
そこで保護者の方の中には「練習のために18時過ぎに家を出て、帰宅するのは21:30だからどんなタイミングで・どんな食事を用意したらいいのかわからない!」という方もいらっしゃる事と思います。しかし食事は選手のコンディションや成長に繋がる大事なものですので、ここでポイントをお伝えします(普段の生活や試合の日にどんなポイントに気を付けて食事をとればいいかについてはこちら)。

1.補食のタイミング
・トレーニング前
食事を摂ってから練習までの間に4時間以上空くような場合、特に脳のガソリンが少ない状態になってしまいます。脳のガソリンが減ってしまうと集中力が低下しはじめます。これでは、スタミナだけでなく集中力も欠けてヤル気の半減やケガを引き起こすことにもなりかねません。
このような練習前には、消化が良くすぐエネルギーになる糖質中心の補食をしましょう。おススメは、おにぎり・あんパン・カステラ・バナナ・果汁100%オレンジジュースなどです。

・トレーニング後
練習後は、貯えていたエネルギーが減り、筋肉も疲労し傷ついている状態にあります。この時、いかに早くエネルギー源の糖質と筋肉の材料となるたんぱく質を補給するかがカラダづくりや疲労回復のポイントになります。なぜなら、練習後は運動で使われたエネルギーの回復を早め、運動でうけたダメージを修復しようと体内でたんぱく質の必要性が高まる“ゴールデンタイム”だからです。そこで、練習後30分以内を目安に、おにぎり・あんパン・カステラ・バナナなど糖質中心の食品と牛乳やヨーグルトなどのたんぱく質を含む食品を組み合わせましょう。ただし、家に帰って夕食が食べられないなんてことがないよう、くれぐれも食べすぎないように注意しましょう。

2.補食の内容
■炭水化物(糖質)を含む補食の例→エネルギー源となる
おにぎり・あんぱん・カステラ・バナナ・果汁100%オレンジジュース
■タンパク質を含む補食の例→カラダづくりや疲労回復につながる
牛乳・ヨーグルト
(参照:ザバス社ホームページ)

選手がよりよいコンディションでプレーできる・以前よりたくましい選手となれるようご家庭でのご協力をいただければと思います。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル2
□指導歴
2007-2012 清水エスパルス普及部
2009-2012 エスパルスSS駿東JY U-13監督
2012-2013 U.E.SANT ANDREU Infanitil A (U14)アシスタントコーチ
2013-2014 U.E.SANT ANDREU Cadete B (U15)アシスタントコーチ
2014-2015 C.D.ALMEDA Alevin A (U12) 監督
2015-2016 U.E.Sant Joan Despi Alevin D (U12) 監督
      U.E.Sant Joan Despi Infanitil E (U14) 監督
2016-現在 レアッシ福岡FC