U-11・1st 練習試合 vs 油山カメリア、J-WIN、上西郷

本日、志免町にあるシーメートグランドにてU-11(小学5年生)・ファーストチームの練習試合を行いました。

今日の対戦は、油山カメリア、J-WIN、上西郷、隣のコートではセカンドチームもTRMを行い、日差しが強かったですが充実した練習試合を行えました。

ファーストチームもセカンドチームも、9月から始まる新人戦に向けてここから1ヶ月、どれだけ成長できるかがポイント。

本日は1stチーム12名で臨みました。

(試合は全て20分×1本)
①vs 油山カメリア 0-2負
(6’、13’失点)

守備のインテンシティが低く、攻撃もチグハグ。
相手のスピード感、プレッシャーの速さに慣れずあっさりと2失点。
暑さのせいか集中力と責任感が足りません。

こういう試合では最初の入りが重要ですね。

②vs J-WIN 0-0引分

ここでも攻撃が機能しません。
まだ新しいシステム、コンセプトに慣れていないので仕方がない部分がありますが、もう少し攻撃のコンセプトのコアな部分を意識する必要があります。

③vs 上西郷 0-1負
(15’失点)

相手の守備はビルドアップに関してはほぼマンツーマン。
今は攻撃、守備、セットプレー、全てにおいて全体のデザインを整えている段階。
選手が考えなければならないこと、やるべきタスクが多くて混乱しているかもしれませんがこのまま続けます。

④油山カメリア 2-0勝
(得点:1’シセイ、3′ シセイ)

相手のミスがらみもありましたが、少しだけ、攻撃の形が出ました。
相手の鋭いドリブルにも慣れてきて、攻守にわたって少しずついい動きが出ました。
が、まだまだというか、攻撃は全然です。

⑤油山カメリア 1-0勝
(得点:17’フウガ)

最後の方でだんだんと慣れてきて、一人一人に意識が高くなってきましたね。

全体としては攻撃の形が悪すぎました。
ただ、一部その理想的な原型が垣間見れたのは良かったと思います。
しかしこれでは相手を圧倒することはできません。

チーム内の競争が激しくなってきました。
これは誰かのレベルが落ちていくのではなく、それぞれの良さが明確になってきたということです。

ドリブルが上手い選手、ダイレクトでプレーできる選手、守備の予測が素晴らしい、ビルドアップでいいとこにパスを出せる、ポジショニングがいい、守備で粘り強い、積極的に声を出せるなど選手の個性はそれぞれ違います。

なので『チームとして機能する』ことが重要。

チームが機能することで「個性の違う個人個人がより生きる」ようになります。
つまり、以前日本とスペインサッカーの違いの中で言われていた「オーケストラのようなハーモニー」ですね。
全員が違う個性を発揮する中で、一人一人の「良さ」が引き立ちます。

目指すところはそこです。

また、今回はできるだけ選手たちが自主的にプレーすること、声を掛け合うことも課題にしましたが、選手の皆さんはどうだったでしょうか。

そして全試合「ベストを尽くした」でしょうか。

チームは動き出したばかりですが、これからどのようにレベルアップできるかは選手個人個人の意識に関わってきます。

本日も暑い中、たくさんの応援ありがとうございました。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営