昨日今日の二日間、レアッシU-11・ファーストチームの福岡地区1部リーグの残り3試合が、福岡市西区にある西部運動公園グランドにて行われました。
■6/10土
●第5節 vs エリア伊都 0-0引分け
「相手の攻撃はロングボールから始まりということもあり、事前にロングボール対策を行い臨みました。誰がどのように競るのか、そしてセカンドボールをいかに拾うのかというのがポイントとなりました。相手にチャンスをあまり与えなかったところは良かったですが、決定機を作るに至らなかったのは残念でした。」
●第6節 vs 西南 0-4負
「ディフェンスラインから繋いでくることはなく、同じくロングボール主体の相手でした。ただ、相手のシステムに対して、こちらのビルドアップを完全にミスした試合となりました。相手のシステムは2-4-2。相手のプレスが良いというより、こちらのビルドアップのプランの問題でした。ただ、選手は勇気を持ってきちんとサッカーをやろうとした姿勢は良かったと思います。自分たちのサッカーを貫く、という意味ではなく、考えながらプレーしようとしていたことが良かったです。」
この日、老司が龍南に負けたため、老司の自動降格が決まりました。また、レアッシも入替戦圏内に入り、翌日の龍南と7位6位を争う形となりました。
■6/11日
勝てばレアッシが6位、引分けか負ければ7位になる試合。レアッシも龍南も入替戦になりますが、順位によって2部の2位か3位と入替戦になります・
●第7節 vs 龍南 0-2負
「最終試合はとても素晴らしい内容となりました。龍南は他の試合も見ていましたが、フィジカルやテクニックに頼らず、きちんと考えながらプレーしていました。最終節となる試合は、どちらがどこでプレスをはがせるか、またどのようにプレスをかけるかといった、とても知的なサッカーらしい試合となりました。
この試合、レアッシの選手は内容的にはとても良かったと思います。結果は負けましたが、展開的には素晴らしいものでした。しかし、内容は良くても結果が出ないこともあります。選手には責任はまったくありません。最後までよく戦っていました。
以上のような結果となり、福岡地区1部リーグは1勝5敗1引分けとなり8チーム中7位、8月予定の2部リーグ2位チームとの入替戦を行うことになりました。
残念ですが、入替戦をしっかり戦って1部残留を目指したいと思います。
■監督コメント 〜リーグ戦を振り返って〜
「このリーグ戦でフィジカルやテクニックのみに頼ったサッカーをするのではなく、選手の『状況判断力』をベースにトレーニングしリーグを戦いました。決して自分たちのサッカーを貫くというものではなく、相手のやり方も踏まえて、どのようにプレスをかけるのか、攻撃はどのように行うのか、様々な局面に様々なコンセプトを設け、選手が質の高いサッカーを学びながら勝利するというクラブの考え方を持って戦いました。
確かに難しいタイプのスタイルですが、選手の成長と勝利を同時に成立させなければなりません。選手たちは様々な戦術コンセプトを日々学んでいますが、それらはすぐに表現できるものではありません。少しできるようになってもすぐに忘れてしまったり、プレッシャーの中では上手くできなかったりします。
2種類のプレスやビルドアップの方法を使い分けること、マンツーマンマークとゾーンとをいつ使いわけるのか、いつ高いポジションを取り、ポジションを落とすのか。2種類のドリブルをどのように使い分けるか、など実にたくさんのサッカーにおける原理原則を理解しながら少しづつ成長しました。
結果が出なかったのはとても残念ですが、入替戦に向けて再度チャレンジしたいと思います。
いつもクラブの応援マナー・選手の自立などのコンセプトを理解してグランドで応援して頂いている保護者の方がた、たくさんの応援ありがとうございました。
入替戦に向けて、良い準備をしたいと思います。本当にありがとうございました!」