ジュニアユーストップ クラブ選手権 9位決定戦 vs グランロッサ〜プレッシャーの中でプレーしてこそ本物に近づく〜

11/3(火)宗像市にあるグローバルアリーナでクラブ選手権の試合を行いました。

今日の試合のポイントはハイプレッシャーの中でのボールの動かし方と守備の仕方の変更でした。

相手の身体能力が上がってくると同じ圧でも選手はプレッシャーに感じます。その時に重要なのは立ち位置と相手のプレッシャーの仕方を理解することとメンタルです。試合の立ち上がりはメンタル面の問題でボールを動かす優先順位が少しチグハグでしたね。

ビルドアップは短くつなぐことだけではなく、相手のプレッシャーにより長、中、短のパスを使い分け相手のミスを待つのではなく主導権を握ってプレーすることです。なのでプレッシャーの回避のロングボールは注文をつけますが、長いボールを上手く使うことはサッカーにおいて非常に重要です。

今日の試合も徐々に相手のプレッシャーにより使い分けてプレー出来ていましたね。メンタル面の改善です。守備も狙い通り中に相手を誘導して守備が出来ていましたね。前半終了間際のコーナーは完全にレアッシのミスから与えてしまいましたね。この辺のディティールの部分は相手の気迫が優っていましたね。このコーナーからのゴールで0-1で後半を迎えます。

思ったよりこの前半終わりの失点は選手達はこたえていましたね。後半も良い形から攻めるもミスから失点。全体的には相手の長所を抑えることが出来なかったことが敗因になりましたね。

だんだん上のレベルには近づいてきましたが、トップになるにはディティールの部分を詰める必要があるなと感じた今年のクラブユースでした。しかし彼らは自分たちの未来像とレアッシの未来像を見せてくれた最高のシーズンを送ってくれました。この宿題は中学生活残りの5ヶ月、高校に行って課題をクリアーしてもらいたいと思います。

レアッシには引退はありません。1週間しっかり休んで、勉強とサッカーの両立をしっかりやってもらいたいと思います。

■試合結果 60分ゲーム

レアッシ vs グランロッサ 0-4(0-1 0-3)

本日も沢山の応援ありがとうございました。選手達は今持てる力を試合に出してくれたと思います。試合前の集中力、試合後の気持ちの切り替えができるようになってきました。1年間を通して勝てない試合もありましたが素晴らしいサッカーをピッチで表現してくれました。高校生になったらその成長がわかると思います。最後勝たせてあげられなかったのは監督である自分の未熟さだと思ってます。しかし選手達はレアッシ史上1番の結果とサッカーを試合でプレーしてくれました。信じてプレーしてくれた選手に感謝したいと思います。

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル3(日本のS級に相当)
□指導歴
2008-2009 RCD Espanyol Juvenil A (U19) コーチ兼 テクニカルスタッフ
2009-2010 RCD Espanyol Juvenil A (U19) コーチ兼 テクニカルスタッフ
2010-2011 Baix Llobregat Cadete A (U15) 第一監督
2011-2012 U.E Sants Cadete B (U14) 第一監督
2012-2013 U.E Sants Cadete B (U14) 第一監督
2013-2014 C.D Almeda Juvenil A (U18) 第一監督
      C.D Almeda Alevin A (U12) 第二監督
2014-2015 C.D Almeda Juvenil A (U18) 第一監督
      C.D Almeda Infantil A (U14) 第二監督
2016.4〜  レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
2017-2018 レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
レアッシ福岡 U12 1st監督
2018-2019 レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
レアッシ福岡 U12 1st監督
2019-2020 レアッシ福岡 U15 2nd監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長 
レアッシ福岡 U12 2nd監督
2020-2021 レアッシ福岡 U15監督 Jr.ユース代表 メソッド部門部長
レアッシ福岡 U11 2nd監督