U-9練習試合【低い年代から緊張感のある試合を経験することの重要性】

2/13土、福岡県福津市にあるなまずの郷グランドにてU-9(小学3年生)の練習試合を行いました。

練習試合といっても予選リーグの結果で最後の対戦相手が決まるため、選手たちはカップ戦のような雰囲気で試合をこなしました。
この日は育成コースの3年生のみで参加。

コロナの影響で通常練習ができない日が続きますが、このような練習試合や週末の振替練習を通じて、しっかりとレベルアップしてほしいと思います。

小学3年生のこの時期になると、試合に対する意識も高くなり本格的なサッカー選手への入り口だなと感じます。
過度なプレッシャーはダメですが、緊張感のある適度なプレッシャーも感じながら、子どもたちが真剣に勝ち負けにこだわってプレーするのはとても良いことです。

もちろん勝っても負けても成長段階ですので、僕ら大人が結果にこだわる必要はありません。
子どもたち、本人たちが勝利を目指して努力することを楽しめるようになるのが重要です。

■試合結果
(全て12分ハーフ・24分ゲーム)

① vs 和白 5-0勝
(得点:前半:5’オウスケ、8’ヨウタロウ、後半:5’アユム、8’コウタ、12’コウタ)

② vs 直方 1-1引分
(得点:前半:12’シュウタ)

三角リーグを1勝1分け、得失点差で1位!

③ vs 上西郷 2-1勝
(得点:前半:4’ハルキ、8’ヨウタロウ)

最後の1位同士の対戦もなんとか勝利することができました。
選手たちはとても喜んでいましたし、良い経験になったのではないでしょうか。

試合内容に関しては、チーム全体の事もありますが、できるだけ個人個人にフォーカス。
練習ではできるけど試合ではできない事、今現在の立ち位置、今後の課題がしっかりと見えた内容でした。

今は基礎的な、幹になる部分を時間をかけて取り組んでいる段階です。
おそらく4年生になって、さらに1年後には戦術的にも大きくレベルアップすると思いますが、そのためには今のうちにベースを作っておく必要があります。

まだ3年生ではなく、育成においてはすでに重要な年代に入っているというのが僕の認識です。
それでも焦らず、時間をかけて遠回りをしながらもしっかりと成長してほしいですね。

遠方まで、たくさんの応援ありがとうございました!

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この記事を書いた人

□スペインサッカー指導者ライセンス レベル1
□選手歴 筑陽学園サッカー部卒
□指導歴
2007-現在 レアッシ福岡FCジュニア,ジュニアユーススタッフ
2009-12 FCバルセロナ オフィシャルスクール福岡校コーチ
2015-2016 スペインバルセロナ在住
2015-16 UE CORNELLA Juvenil B 研修(バルセロナ)

サッカーコーチが学べる情報サイト『ジュニアサッカー大学』を運営