サッカーをしている子には始めたばかりでボールを思った方向に蹴れない子もいれば、自由自在に操れる子もいます。
練習してもなかなか上達しない子もいれば、一回見ればすぐにできてしまう子もいます。
では、すぐにできたほうが良くて、すぐにできないからダメなのでしょうか?
そんなことはないですね。もちろん結果(成功)を出すためにやるのですが、より重要なのは結果ではなくプロセス(過程)です。
リフティングができなかったのならできるようになるためにどんな工夫をしたり、どれだけがんばったのかということが大事です。
例えばリフティングでも10回蹴っても9回はうまくいかないかもしれません。でも1回うまくいった時に「今のはよかったね!ちゃんと足首が伸びていたよ!」となぜ良かったのかを褒めることで本人はその一回の成功体験で少しコツを掴んで、一人でボールを蹴るときなどに思い出してうまくやるためにはどうすればいいのか考えるようになります。
その積み重ねが他のことにも派生していきドリブルやシュートを上手くなるためにはどうしたら良いか考えたり、できないことができるようになるためにたくさん練習したりするようになります。
そんな小さな成功体験を積み重ねてサッカーの楽しさ、おもしろさを感じてもらえるように指導していきたいと思います。