試合結果
vs カメリアB 1-2 敗戦(ユウダイ)
TRM vs ドリームス 2-0 勝利(ユウダイ、キスケ)
監督コメント
「U-12前期2部リーグの全日程を消化しました。
前期リーグでは試したいことが3つありました。
ひとつは、昨年セカンドチームでプレイしていた選手を起用し、選手層を厚くし、U-12全体のレベルアップを計る事です。
春の遠征やTRMで選手の特徴は把握していたので、ある程度予想通りプレイできていました。まだまだ細かな修正点はありますが、これからの成長のためには大きな経験となったはずです。
2名の選手の成長が、今後のU-12全体の底上げに重要な役割を果たす事でしょう。
ふたつめは、ビルドアップからの攻撃構築の徹底です。
システムを4-2-1に戻し、センターバックからの前進と、サイド攻撃に特に重点を置きました。
得点はあまり取れませんでしたが、身体の向きやボールの運び方、サポートの角度やタイミングなど、2部リーグのプレッシャーの中で、できるようになってきました。
これらは今後のサッカー人生でも重要な事で、勝敗を意識するあまり、ロングキックを多用したり、サポートや前進の方法を雑にプレイすると、後々苦労することになります。
初めはボールを奪われ失点することがあっても、それを怖がりロングキックばかりになると成長できません。
敗戦の中でも、できるようになったプレイが多くあったのは収穫でした。
最後に、11人制を意識したダイナミックなプレイへの挑戦です。
U-12も後半戦に入ると、ダイナミックさが重要になってきます。
ピッチが狭い分、運動量が増えない傾向にあると思います。
今年からU-13を担当するようになり、ジュニアとの違いで特に意識するのが、ピッチの広さからくる、プレイエリアの広さや、ダイナミックさ、運動量です。
U-12の後半戦を、ジュニア年代の仕上げと捉えるより、ジュニアユースへの入り口、プレジュニアユースと捉えられないかと考え、基本的な動きや戦術の理解も行いながら、運動量やプレイエリアを広く意識させるように試みました。
初めはなかなか浸透しませんでしたが、U-13のTRMに参加するなどし徐々に選手たちの意識も変わってきました。
最終節では、そういったプレイも多く見られ、精神的にも成長しているのを感じられました。
前期リーグは残念ながら3部降格となってしまいましたが、リーグ当初に計画していた上記の3つの挑戦は、うまく達成できたかと思います。
次の公式戦までは、またU-12全体でチーム編成を考え、多くの可能性を発見し、挑戦を続けていきたいと思います。
最後まで温かい声援本当にありがとうございました。
今後のU-12の活躍に期待してください。」