先日、大分県中津江村にある施設、鯛生スポーツセンターへ2泊3日で遠征へ行きました。参加したのは育成コースのU-11である小学5年生とU-9,8である小学2,3年生。
U-9(小学3年生)は同学年と、U-8(小学2年生)は一つ上の学年の福岡県以外のチームの選手と対戦しました。
この年代は公式戦がないため、まだまだ力を入れていないクラブが多いのに対して、レアッシでは低い年代から多くの試合や遠征を行うことがサッカー選手の成長として重要だと考えています。
同じくらいの年代のチームと早い時期から試合をすることは選手の成長に欠かせません。
福岡市ではU-10(小学4年生)のリーグ戦が少しづつ定着してきており、U-9(小学3年生)のアドヴァンスリーグというものが非公式戦ではありますが今年度より始まっています。
(最近のU-10のリーグ戦結果はこちら)
しかし、U-9に関してはまだまだ参加チームが少ないのが現状です。(最近のU-9のリーグ戦結果はこちら)
考え方としてU-10のリーグ戦へ向けてはその前のU-9の段階で経験を積んでいることが必要ですし、U-9のリーグでも同じくその前段階であるU-8年代で試合経験を積んでリーグ戦に臨むことが重要です。そういう意味では低学年生であっても、きちんと試合を多くこなし、その試合のために日々の練習に取り組むという流れが重要になってきます。
「低学年だからまだまだ試合は少なくて良い」という考えはレアッシにはありません。サッカーというスポーツは低い年代から取り組むことが、その後の成長に大きく関わることであると考えています。
また、低い年代から遠征などに取り組むことにより、良い習慣がつきやすいのも事実です。自己管理や自立、短い時間ですが親元を離れてチームで過ごす中で、選手はたくましく成長します。
今回の遠征でも、それを強く感じました。
普段、19:00〜21:00のナイターで行われる2時間の練習に週3回通い、多くの選手が送迎バスに乗って練習会場まで来ています。日々の積み重ねの中で気づかないうちに「たくましく」成長しています。
まだ8歳、9歳の子どもですが、良い環境に身を置くことで自然と成長しているのだなと感じました。
これは何も特別なことではなく、子供が本来持っている「適応力」により、良い環境には良い影響が、よくない環境にはそれ相当のものが身につくのだと思います。
現在U-9(小学3年生)はアドヴァンスリーグをなどを通じて、来年始まるU-10の公式戦の準備を、U-8(小学2年生)の選手は日々の遠征や練習試合を通じてU-9のアドヴァンスリーグの準備をすでに始めています。
レアッシでは低い年代からその年代単体で多くの試合を経験させています。きっとその積み重ねが、その後の成長に大きな差を生むのではないかと思います。
まだまだ低学年生ではなく、すでにサッカー選手としてのスタートは始まっています。