12/11 日 福岡市東区にあるフットボールセンターで九州大会出場を決める5位決定戦をベスト8で敗れた4チームで行いました。
2日間で4試合と過密日程の中、試合は行われました。今日の1試合目の対戦相手は強豪オリエント。U13の時もU13クラブ選手権で県ベスト4と毎年コンスタントに力があるチーム。まーここまでくればどこも強豪ですけどね 笑
試合はお互いスタイルは違いますが、ピッチ上でボールを動かしながら攻めるチームのスタイル。互いのチームが攻撃のところで色が出ていた展開からレアッシの偶然フリーキックが入り先制。その後も中央から攻めるオリエント、サイドから攻めるレアッシと良い攻防が続き、前半終了間際に左サイドからの攻めから逆サイドに揺さぶり追加点で前半は2−0。
後半もお互い良いところが出ながらもゲームは動かず2−0で終了。足がつったり、負傷したりとボロボロになりながらなんとか次の決定戦までたどり着きました。
いつもメンバーを選ぶときに迷うことがあります。好調な選手を使うべきか、フレッシュな選手を使うべきか?結論から言うと両方試しますが、パフォーマンスの有無は結果論になることが多いと言うことです。違う見方をするとゲームにハマるかどうかも影響するケースもあります。この日の1試合目の交代も前日の試合でパフォーマンスが良い選手を起用しましたが、期待通りに行かないケースもあります。選手たちには説明しましたが、その試合のパフォーマンスが悪かったからといってその選手の全てが悪いわけではありません。しかしチャンスを得たときには積極的にチャレンジして欲しいと思ってます。チャレンジとは自分の持っている能力と求められている事を一致させて試合に入ることが重要になります。
しかしこの年代の選手たちは人によって消化することが速い選手と遅い選手がいるのは事実です。消化できるまで待つ作業が必要な選手もいますが、時間と根気が必要になります。
代表決定戦は筑後FC。こちらもU13時のU13クラブ選手権準優勝チーム。去年は九州リーグに参入していたチーム。昨日のグーリッド戦もそうですが、1日2試合の時の2試合目の立ち上がりが悪すぎました。選手をバスで完全休養させたり対策は考えたつもりですが、しっくりきませんでしたね 涙 これは明らかに指導者の力不足です。
筑後戦も立ち上がり、インテンシティーが低く、筑後ペースになる展開が前半10分くらいまで続きます。徐々にレアッシペースになってきたところにPKを与えてしまいます。立ち上がりの悪い入りで入らなかったらこのPKはなかったかなと入りを反省した瞬間でした。
後半は少し精神的な事を選手に伝え後半送り出しました。具体的に言うと、相手より走れていない事、コーチングが少ない事、リスタートの準備が遅い事です。後半はいいペース、インテンシティーが高い試合でゲームをコントロールしていましたが、決定機も多くありましたが最後のゴールが遠かったです。
残念ながら6位で終わり九州大会出場はなりませんでした。この2日間の4試合で選手たちは良いプレーも改善するべきプレーもありましたが、みている人を魅了する素晴らしいプレーを多くの時間で見せてくれました。自信がついた選手、悔しい思いをした選手など様々いたと思いますが、彼らのシーズンはまだ始まってもいません。シーズン開幕は2月の県リーグからになります。その意味では今回新人戦で対戦したチームはU13で結果を出したチームと対戦する機会が多かったのは大きな収穫になったと思います。U13時に九州大会に行った5チームのうち結果的に4チームと対戦することになりました。
優勝チームのグランロッサ 、準優勝の筑後FC、ベスト4のオリエント、5位決定戦で勝ち抜いたグーリッド。バディ意外のすべてのチームと対戦しましたね。勝った試合も負けた試合もすべて緊張感がある試合でした。レアッシの選手に考えて欲しいのは勝ったから相手よりすべて優っててるわけでもなく、負けたから劣っているわけでもないと言うことです。勝負できるレベルにはきていると思いますが、試合の勝敗とは常に紙一重だと言うことです。
今回の大会で試合に多く出てた選手とそうでなかった選手も然りです。各ポジション、本当に実力は拮抗しています。今回の短期決戦で言うと波に乗れた選手と乗れなかった選手の差だけがパフォーマンスの差に現れたと思ってます。歯を食いしばるか気持ちが折れるか、傲慢になるか謙虚になるかが今後の成長に大きく関わってくると思ってます。
試合結果 60分ゲーム
5位決定戦 1回戦 レアッシU14 vs オリエントU14 2-0
ゴール:シュウト(レアッシU12)
:ユズキ (レアッシU12) アシスト:ケイイチロウ(レアッシU12)
5位決定戦 決勝戦 レアッシU14 vs 筑後U14 0-1
今回、選手たちは試合での良い悪いパフォーマンスに関わらず選手たちなりに課題が見つかったと思います。それに対してどういう取り組みをするかが大事になってきます。選手たちは確実に成長しています。もちろん葛藤もしています。暖かく、辛抱強く見守って頂ければと思います。
今回も勝敗に関わらず沢山の応援ありがとうございました。