U-15の選手の皆さん、保護者の皆さん、長いシーズンお疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございました。
◾️U-15クラブジュニアユース vs 川崎 2-2(PK5-4)負
この試合をもちまして、中学生年代の公式戦が終了しました。
最後となった試合、僕にとって一生忘れることがないくらい、感情が揺さぶられました。
試合には負けましたが、この選手達と過ごさせて頂いた時間に心から感謝です。
厳しい戦いが続いた県2部リーグ。
選手達が日々、一生懸命努力していること、なかなか思うような結果が出ないこと。
それでも1試合ごとに成長を感じられたこと。
僕にとっては忘れることがないシーズンとなりました。
2年生時、担当させてもらってからというもの、日々試行錯誤が続く毎日でしたが、直近で選手達の頑張りを見ているからこそ結果が伴わないのは本当に苦しいものでした。
選手達も同じだったと思います。
それでも、選手達は厳しい試合をこなしていく中で、少しずつたくましくなっている姿を見せてくれたので、本当に素晴らしい選手達だと誇りに思います。
一人一人の個性をどのように生かすか。
ストロングポイントをどのように発揮させるか。
そして弱点をいかに克服させるか。
僕のハードな要求にも選手達は応えてくれました。
僕はどのような年代、どのようなレベルの選手に対しても常に同じことを言います。
『大切なのはプロセス』
サッカーに限らず、どんな世界でも良い結果、悪い結果が必ず出ます。
僕らはできるだけこの『結果』をコントロールするために努力をするのですが、それでも期待するような結果が得られないことは多々あります。
では「期待する結果」が得れなかったら全てがダメなのか。
僕はそうは思いません。
大事なのはプロセスです。
勿論、プロセスも結果も両方とも大切なものですが、育成年代の選手達にはプロセスの重要性を伝えています。
県リーグ、苦しい戦いの中でも、試合に負けたとしても、「十分な努力を行ってきたか」。
試合に勝ったとしても、そのプロセスは価値あるものだったか。
自分が『これ以上できない』という程の努力があったか。
自分自身に問い、『自信を持って100%以上出し切った』と思えれば、結果はどうであれ価値があります。
そのプロセスの価値は、サッカーを、スポーツに熱中する意義であるし、その後も続く人生の糧となることと思います。
僕の好きな言葉である見城徹氏の『圧倒的努力』
この哲学を持ってすれば、これからどんな壁がやってきても必ず乗り越えていけると思います。
『これほどの努力を人は運と言う。』
運が良い、才能がある、ではなく、その裏にある圧倒的な努力。
今はわからないこともたくさんあると思いますが、サッカーという素晴らしいスポーツを通じて、何かを感じてくれたらと思います。
そして、いつも自分を応援し、どんな時でも信頼してくれ、支え続けてくれている保護者の方にも感謝の気持ちを。
長くなってしましましたが、選手の皆さん、保護者の皆さん、本当にありがとうございました!
PS. 選手の皆さん、これから受験勉強で忙しくなりますね。
ここまで読んでくれたなら僕が言いたいことはわかるはず。
『圧倒的努力』を。